episode8 ページ10
Aはセトさんの口調は「っす」なんだとどうでもいい情報を頭に入れながら次の人の自己紹介を聞く
「えっと……私はマ、マリー!メカクシ団団員No.4です!……はあ……言えた……」
「よかったっすね!マリー!」
怯えてる女の子はマリーというのか
人見知りなのだろうか
それならしょうがないだろうなと思いながらAは次の人の自己紹介を聞く
お次は世間を賑わすアイドルだった
「私は如月モモ!16歳です!!あ!言っちゃった……ああ……」
何が言っちゃったのか……
それは歳のことだろう
アイドルなんだから歳までつい言っちゃうのはしょうがない
そしてお次は携帯の中に入っている少女だった
「どうもー!こんにちはー。あら?小学生さんより小さいじゃないですか?私はエネです!そしてあちらの赤ジャージヒキニートは如月シンタローです!」
アカジャージヒキニート……
アカジャージ……は赤ジャージでいいのか
なんてくだらないことを考えてると自己紹介は次へいった
「僕、ヒビヤ。君の名前は?」
「私は……A。上の名前はありません」
「そう…………よろしくね?」
「はい。よろしくです」
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作者名:秋宮 鈴歌 | 作成日時:2016年12月1日 19時