検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:6,752 hit

story6 ページ6

「お姉ちゃん!!」


「どうしたのさ。急に」


どうも


楯山結花です


あれから月日も経ち……


今、私達は文化祭に来ています


ちなみに私はアヤノよりも1歳年上


そして私は今、中学3年生


もうすぐ……なのか


もうすぐで終わっちゃうのか


なんとか止めたいところだけど


どうしようもできないのを私は知ってる


でも最後で抗ってやる


そうしたらみんな仲良く……できるかな?


「ねえ!お姉ちゃん!どこ回る?」


「そうだね。どこ回ろっか」


「つぼみ達のところ行かない?そうしようよ!」


「了解」


さーて、つぼみ達は何やってるのかな〜





「何?何言ってるの?」


「お母さんが……死んだ」


やっぱり来てしまったか


私が来たところで変わるとは思ってないけど


でもどこかでは変わるだろうと思ってた


でもそれも浅はかな考えだったんだね


ああ……


みんなの可愛い笑顔が台無しよ?


ここで泣けない私は意地を張ってるから?


それとも……単に非情だから?


どちらにしてもひどいことね


産んでくれて今まで育ててくれた母親になんとも思わないなんて……


いや、思ってるのだけれど……


でも……


それが「悲しい」ではなく「悔しい」なのはおかしいのかしら


充分おかしいと思う


ああ……


運命の歯車は止まってはくれないの?

story7→←story5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

秋宮 鈴歌(プロフ) - mikuさん» ありがとうございます!更新のんびりすぎますが楽しみにしてくれると嬉しいです!!ありがとうございます!頑張ります!! (2017年1月1日 20時) (レス) id: 98d4f145f0 (このIDを非表示/違反報告)
miku - とても面白いと思います。更新楽しみにしてます。ガンバってください(≧∀≦) (2017年1月1日 20時) (レス) id: 41ac54711f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:秋宮 鈴歌 | 作成日時:2016年11月4日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。