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「A起きろー」
隣でぐっすり眠っているAの頭を叩けば、「ふはぁい!」と間抜けな声と共に起き上がった。もっと可愛らしい声はないのかよ。
「……あぁ、なんだ公平か。せっかくなら風間さんに起こしてもらいたかった」
「よーし、A今すぐ表出ろ。全身ハチの巣にしてやる」
人の肩勝手に借りて寝ていた奴が生意気言ってるんじゃねえよ。
「ごめん冗談だから。起こしてくれてありがとう公平」
Aは笑いながらおれに礼を言って大きく伸びしてからおれと一緒に遠征艇を出た。
「あ〜、もう今日は何もしたくなーい」
隊室に着くと当時にAは換装体を解いて、ソファにダイブをした。
それにより、スカートが少し捲れて際どい格好になっていることにおれはため息を吐く。
「Aスカート捲れてるぞ」
「いやん、公平くんのえっち」
わざとらしく照れてる真似をするAに無性に腹が立ったから近付いてAの額にデコピンをすれば「痛い!」と喚いた。
「柚宇さーん、公平くんがイジメてくる!!」
うわぁぁん!と泣く真似をし、Aはゲーム最中の柚宇さんに抱きつくが「ごめんAちゃん、後でね〜」と追い返された。
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美桜琉(プロフ) - とても面白いです!更新待ってます!頑張って下さい! (2019年11月7日 20時) (レス) id: 95c48d4791 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルハル | 作成日時:2018年10月31日 2時