片翼の悪魔です。問題児達に何故か懐かれました【魔入間】【カルエゴ】

第91話：謎同盟、再び ページ11

ﾘｰﾄﾞside







なにあれ〜


無自覚にイチャイチャしてやがる









ｺﾞｴﾓﾝ「あれはお互い完全に意識した後でござるな」


ｼﾞｬｽﾞ「なかなかの進展じゃねぇのー？」


ｱﾛｹﾙ「見事、成果あり」


ｶﾑｲ「羨"ま"し"い"っ！！！」








口々に感想を呟いていくみんな


僕もあんな風にイチャイチャして……じゃなくて！










ﾘｰﾄﾞ「この間の2人の様子と全く違うね」








僕達のこの間の"協力"があってこそなのだとしたら、










ｼﾞｬｽﾞ「なかなかいいんじゃね？このまま俺達でもっと"手助け"してやんなきゃだな」


ｺﾞｴﾓﾝ「ワクワクするでござるな」









僕達、結構頑張ったんじゃない？







ｶﾑｲ「ｺﾞﾎﾝｯ、何はともあれ、双方に意識させる作戦は成功と見ていいですな！」



ｼﾞｬｽﾞ「……そう言えば、」






ジャジーがなにか思いついたように顎に手をあてて呟いた







ｼﾞｬｽﾞ「お前A先生にだけは口説きにいかないよな」


ｶﾑｲ「む？」


ｺﾞｴﾓﾝ「言われてみれば…他の女子には声掛けまくってるのに…」


ﾘｰﾄﾞ「確かに」









飛行レースの時も姐さん達口説いて踏まれてたし…(カルエゴ先生が録画見せてくれた)


ちょっと羨まし………じゃなかった、卑劣な！と思った覚えがある











ｶﾑｲ「簡単ですぞ」


ﾘｰﾄﾞ「え、なになんか理由あんの？」


ｶﾑｲ「ええ



.



.






A先生は、カルエゴ先生といる時が1番笑顔が輝いておりますからな！」



ﾘｰﾄﾞ「……！」







そう言われ、また2人の様子を覗き見する


確かによく見ているとわかるが、A先生はカルエゴ先生の前で1番笑っている、ような気がする



まあ、好きなんだろうから当たり前なんだけど












ｱﾛｹﾙ「目から鱗」


ﾘｰﾄﾞ「そーいう理由か〜」










確かに、あの二人じゃ…


応援したくなる理由、分からなくもないや









ｼﾞｬｽﾞ「よーし、この調子で2人くっつけんぞー」


4人「おー！」









ーーーーー









「ﾋｪｯ……」



ｼﾁﾛｳ「Aちゃんカルエゴくん！おはよう！…って、どうしたの？」



「いや…なんか、また寒気が」



ｶﾙｴｺﾞ「………俺もだ」



ｼﾁﾛｳ「ええ？また！？ちょっと2人とも大丈夫！？」

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