回想1-2：3人 ページ6
クスクスと笑うシチロウは、私の横までやってきて、木の枝に腰掛けた
「シチロウもサボり？」
ｼﾁﾛｳ「まさか。Aちゃんとカルエゴくんを連れ戻すよう先生に言われて来たんだよ」
「ははっ、カルエゴもサボり認定されてんじゃん」
ｶﾙｴｺﾞ「誰のせいだと……」
ｼﾁﾛｳ「まあまあ。とりあえず落ち着いて」
2人揃って黙ると、辺りがしん、と静まり返る
涼しくて、とても静かな柔らかい風が私の頬を撫でた
「っはぁ、すごく気持ちのいい天気。やっぱり寝たいなぁ」
ｼﾁﾛｳ「…この授業終わったら、ここで3人でご飯食べて、3人でお昼寝でもしようよ」
「いいね、それは賛成だな」
ｼﾁﾛｳ「ふふふ、じゃあ、まずは教室へ行こう？」
仕方ないなぁ、なんて言いながら差し伸べられたシチロウの手を取り、3人で教室へ向かう
ｶﾙｴｺﾞ「なぜ俺の言うことは聞かんのにシチロウの言うことは聞くんだ」
「なにそれ、ヤキモチか？」
ｶﾙｴｺﾞ「どういう理屈だ！！！」
「ちょっと、耳元でうるさい。口癖かよ」
ｼﾁﾛｳ「あははっ…」
こんな時間が、何よりの幸せだったな
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えんさん(プロフ) - にゃんこさん» にゃんこ様、コメントありがとうございます！80.5話は私もお気に入りの回なので、喜んでいただけて嬉しいです☺︎ 今後もよろしくお願い致します！ (2022年8月2日 12時) (
レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 80．5話最高(遺言) (2022年8月2日 11時) (レス) @page50 id: 3717c310ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えんさん | 作成日時：2022年7月11日 23時
