回想4-2:ルサールカ家の子供 ページ41
サリバンside(ほぼ会話文)
ガチャ
医師「サリバン様!」
サリバン「やぁ。会ってきたよ」
医師「……どうでしたか?」
サリバン「うーん、やっぱり"あの子"だと思うんだよね」
医師「……」
サリバン「昔リヴァに聞いた特徴と一致するし、それに……年齢も近い。森の中にいて傷だらけなのも納得が行くよね」
医師「ですが…私の知るルサールカ家には、"Aなんて子供はいなかった"…
ただの他人の空似ではないのでしょうか…」
サリバン「…」
医師「私も聞いてはみましたが、全くと言っていいほどルサールカ家の事を知りませんでしたし…」
サリバン「いや、あの子は、………」
医師「…?サリバン様?」
サリバン「あの子は………多分、記憶喪失………だよ」
医師「記憶喪失…?」
そう、僕の知る彼女、リヴァの娘の名前は…
サリバン「彼女の名前は、確かに———だったはず」
医師「…」
サリバン「…ま、僕の方でもうちょっと調べてみるよ」
医師「は、はい!」
ドアを開けてAちゃんの所へ戻ろうとしてふと言い忘れてたことに気がつく
サリバン「そうだ」
医師「?」
サリバン「あのコ、治ったら僕が引き取るから。よろしくね♪」
医師「え、ええ!?ちょっ、サリバン様!?」
バタン
サリバン「………………」
ーーーーーー
『気づいたら、森にいました』
『おかしな話かも知れませんが、私、死んだはずなんです。でも………なぜか生きてるし、しかも胸に傷痕すら残ってない。痛むのは背中だけ』
『サリバンさん……ここは、どこなんですか…?それに、ここが地獄でないのだとしたら皆さんどうしてツノを生やしているんですか」
ーーーーーー
サリバン「…もしかして、ね」
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えんさん(プロフ) - にゃんこさん» にゃんこ様、コメントありがとうございます!80.5話は私もお気に入りの回なので、喜んでいただけて嬉しいです☺︎ 今後もよろしくお願い致します! (2022年8月2日 12時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ(プロフ) - 80.5話最高(遺言) (2022年8月2日 11時) (レス) @page50 id: 3717c310ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんさん | 作成日時:2022年7月11日 23時