異端の天才攻略記【イデア・シュラウド】

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イグニハイド寮




『ごめんなさい！！』

ｲﾃﾞ「何してたの」

『ちょっと…栗拾いを…』

ｲﾃﾞ「は？栗拾い？何故」



意味わからん、と言った表情だ



『色々ありまして１年の子達と栗拾いしてました』

ｲﾃﾞ「色々ありすぎでしょ、後で聞かせて」

ｵﾙ「僕も興味ある！」



栗拾いをしていたと言う何ともシュールな理由が逆にイデアのプチ怒を緩和させてくれた気がする

私は実験服に着替えてくる、と談話室を後にした



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『おまたせ、二人とも』



イグニハイドの紋章が腕部にある白い実験服に身を包んだ私は実験ゴーグルをつけながら談話室に入る



ｲﾃﾞ「おけ、じゃあ早速始めるね
僕はプログラミングと動作制御、
Aはパスワードの打ち込みとパーツ交換」

『了解』



オルトの背中の外装を開くと15秒ごとにパスワードが要求されるようになっている

今回は割と表面部のパーツのため、速く交換が出来そうなので助っ人は私一人だけ
自分で言うのもなんだが手先は器用な方だ
15秒が勝負となる



ｲﾃﾞ「フヒヒ、いつもみたいな高速のパーツ交換テクで頼みますわ。あ、タイミングは任せる」

『よし、オルトのために頑張れ私！』



一回ぐんと背伸びをすると
イデアから開始の合図がかかる



ｲﾃﾞ「…システムオフ完了」

『開いた、じゃあ始めるね』





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ｲﾃﾞ「お疲れ様、後は僕に任せて」



今はイデアが最終プログラミングをしている所だ



『はぁ〜…緊張した…』



表面部とは言えパーツ交換は一人ではやはり厳しい部分がある。次からは誰か助っ人を呼ぶことを提案しよう

イデアの邪魔をなるかもしれないという理由も兼ね、実験服から普段着に着替えようと談話室を出た


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自室に戻るとすぐに着替えベッドに横になる

緊張が解けたからか睡魔に負けそうだ
談話室に戻らないといけないのに、と思いながらも瞼は重くなっていくばかり
意識が朦朧とる

ついに瞼が閉じてしまうと、もう既に夢の中だった



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