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「ちょ、っ、はっ、……もう、むり……休ませて……」
Sクラスまでの階段とか廊下マジで爆速ではしったから私の体力はもう限界を迎えてます。今裏口ついて中に入って休憩室のソファーにもたれかかった。
加賀美「ちょ、Aさん大丈夫ですか?」
「むり……しぬ……」
言うて体力はないんだよな。
夢追「もしかして会っちゃった?」
「……会っちゃいました……しかも身バレした……」
叶さんまじでなんであの時分かったんだろう、、……。普通に謎すぎる。
加賀美「やっちゃいましたね……、でもお話とかは……」
「ほとんどしてないです。ごめんって思いながら全力で走って逃げました。」
ほんとにこの作戦終わって無事に帰れたあかつきには学園のみんなに土下座で謝罪します。
加賀美「それなら安心ですね。もうすぐで店も終わりますしあとはここで休憩して休んでて下さい。」
キッチンの方に行って缶ジュースのようなものを取ってきて私に渡してくれた。そっか、模擬店とかは5時までなのか。
「ありがとうございます、…………ぷは、うま〜〜。」
全力疾走した後の冷えたジュースほど美味しいものはないよね〜〜
夢追「……なーんか、あんま良くないことなのは分かってるけど、ちょっと嬉しいなー。」
「?なにがですか?」
夢追「ん〜?Aちゃんが僕らの方を優先して動いてくれてるトコロ。」
「……、作戦ですから…」
夢追「あはは、んー、まぁそう言う事じゃないんだけど……」
加賀美「ふふ、夢追さんの言いたいこと分かりますよ笑」
「?」
頭にはてなマークが浮かび上がってるよ。そう思っていたら表のほうから指名入りました〜と声が聞こえた。
夢追「……あと1時間くらいか、ラストパートだね」
加賀美「はい、それじゃ表出てきますね。Aさんはここでゆっくりしててください。」
「はい。頑張ってくださいね。」
さてと、私は魔力を高めとく為に少し仮眠でもさせてもらいましょうかね!
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剣持「A、A、…」
顔にかかっていた髪の毛をどけて頬をぱちぱちされて起きた。
「……ん、もう終わった、か……」
ソファーに寝転ばせてた体を持ち上げて起きる。静かになった教室からもう文化祭の模擬店は終わったのだと分かった。
加賀美「……、これで最後です。ラストのこの時間、Aさん、貴方の力を貸して貰えますか?」
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しばいぬ - 続編把握です!!めっちゃこの小説好きです!!!! (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: bd60be6b86 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続編把握です!ほんとにずっと楽しませて頂いてます! (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぱ - めっちゃいい!続編把握です! (2022年8月16日 20時) (レス) @page50 id: fc3bb1dad2 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 続き待ってます!更新楽しみにさせてもらってます!………ここ1日に7回は開いて更新されてないか見てます… (2022年8月14日 19時) (レス) @page49 id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
クレナ - 今回の話も最高でした!続き楽しみにしてます!ご無理はなさらぬように… (2022年8月14日 15時) (レス) id: a6f032d968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時:2022年6月27日 21時