魔法学園のエリートたち。4【2j3j】

183 page ページ35

.








やっべぇ！！！！！！！！！！！！！







顔上げたら天使スマイルの叶さんとバッチリ目があった。もちろん挙動不審にならないように顔サッと逸らして下にある食べ物拾いました。






ふっつうに勘のいい叶さん気づくか！？これ！！






とりあえず、ここから避難、……






不破｢かなかな〜、……ってあれどちらさん？この子｣




終わった不破湊！！！！！！！！2人来んなよ馬鹿！！！！



叶｢なんか葛葉たちの声したなって思って行こうとしたらぶつかっちゃった。｣




今私顔真っ直ぐ見れてないっすよ。まじ叶さんのお腹部分ガン見してる。




不破｢あちゃ〜、2人とも怪我ない？大丈夫？｣




覗き込むようにして見てきた不破さん。



｢あはは〜！大丈夫です！ほんとにごめんなさい！｣




一歩下がって口元をビニール袋持ってる手で隠すようにして笑顔を作った。顔面全体見せんのは勇気でね〜〜。




｢私友達待たせてるので失礼しま、！｣




叶｢あのさ、君名前は？｣




｢っえ、？あ……なんで？｣




っわーー！！！！ばか！！！せっかく1歩踏み出せてたのに話しかけてくるなよおい！！！しかも明らかに動揺して声震えたし！！



叶「ん〜？いや、なんか気になって。で、名前何？」



｢……っと、さ、佐々木です。佐々木紗奈です！！｣




名前そんなにすぐ出てこないだろ！！！ごめん紗奈名前借りた！！！




叶｢へぇ、……紗奈ちゃん。





最後に紗奈ちゃんに質問なんだけどさ、漣Aって子どこにいるか知ってる？｣




｢いや、…そんな子知らないです。｣



叶｢そっかごめんねありがとう。｣


｢それじゃ、｣



叶さんの横を通って足早にその場を去ろうとしたその時、



叶｢不破くんその子漣さんだよ。｣


不破｢っ、え、｣



｢！？｣



なんでバレた！？！？！？


不破さんがバッと振り返ったからまじで爆速で廊下走ってる。とりあえず運動音痴じゃない自分を褒めてあげたいよね。


不破さん追いかけてきてたけど途中で女の子に捕まってだいぶ距離ができた。



１回Sクラスにもどろう、……、！




マジでごめん！！！不破さん！！






.








.









.








不破｢……、なんでなん、Aちゃん、……ほんとに学院に…｣






.










.






長尾｢あ！叶さん、どうしたんすかそんなとこ立ち止まって。｣



葛葉｢なんかあったか？｣




叶｢……いや？相変わらず素直だなって思ってね。｣

184 page→←182 page

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す