おさななじみ兼こいびと。【中村悠一】

ラジオ。 ページ15

『オイオイオイオイちょっと中村くん、間違っちゃないがその言い方は駄目だと思うぞ？』

梶「間違ってないんすか!?」

中「嫌だなA、俺とお前の仲じゃないか」

『中村悠一ファンに叩かれそうなのでふざけるのやめて貰えますかね!?ただの幼馴染みですからね梶田さん。私が赤ん坊の時から一緒にいるんですよ、だからお風呂も一緒に入ったことがあります。OK？』

梶「あっ……なるほど、そういうことなんですね。でも俺、中村さんから幼馴染みがいるって話聞いたことないんすけど……」

中「おう。言ってないからな」

『えっ、言ってないんだ。てっきり言っているものだと』

杉「まぁ、俺も知ったの少し前だったしな。丁度Aが中村の家に遊びに来てるときに押し掛けたら紹介してくれたんだよ」

梶「酷くないですか？俺だけ仲間外れみたいで……」

中「酷くない酷くない、大丈夫大丈夫」

『……あ、でも私梶田さんとTwitter相互ですよ？』

梶「えっ嘘!?」

バッとこっちを同時に向く磁石。仲良いかよ……

中「待て、俺お前のTwitter知らないんだけど」
杉「俺も知らない」

『そりゃ言ってないからね』

そういうとあからさまにしゅんとする二人。
……ちなみに言ってない理由は恥ずかしいからなんだけどね、普通に声優さんについて騒いでるから。その声優さんってのがこの磁石だからなぁ……知られたらみられる訳じゃん……恥ずかしいだろ??

『……ちなみに絵描いてる垢なんですけど、梶田さんわかります？』

梶「絵……沢山あるからなぁ……」

『わりと最近相互になりました』

梶「最近……？あっ!わかりました!絵柄が好きでフォローした方だ!」

『おお!そうだったんですか？嬉しいです!』



杉「……なんか仲良さそうだな、ずるいぞ梶田」

中「そうだ、ずるいぞ梶田。俺に教えろ」

梶「ええ……」


『やめろ二人とも、そんな目で私を見るんじゃない!そんな捨てられた子犬みたいな目で私を見るんじゃない!!……あれ、そういえば忘れてたけどお便り読まなくていいの？』


中「……ああ、忘れてたな」
杉「忘れてたな」
梶「忘れてましたね」

よっしゃ上手く話逸らせた。Twitter垢はな……出来れば知られたくないからな……

『じゃあ私は仕事に戻ることにします』

梶「あっ、はい!ありがとうございました」

『梶田さんいい人だ……』

中「お前後で覚えとけよ。垢聞き出すからな」

『嫌だ!』

杉「またゲームしようぜ」

『する!』

結構長居してしまった気がする。

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