ママになるからヒーロー免許を取ります！2

3歩目 ページ8

｢___ということで、来週八百万家で行われるパーティに行ってもらいます！｣

『わかりました、ママ』

「くれぐれも粗相のないように。
貴女だから心配はしていないのだけれど」

『ふふっ、レイもいるから大丈夫だよ』

あれから2週間の時が経過した。
ダンスもすっかり上達し、レイの足を踏まなくなるまでに成長したのだ。

｢でもやっぱり心配だわ、やっぱりノーマンとエマも一緒に連れていく？｣

『大丈夫だって！
私とレイだよ？外面良い組だよ』

「自分で言ってて悲しくならないの？それ」

『ママ、察して…
でも本当に大丈夫！雄英の方の主催だけど上手くやるわ』

「…わかりました、そうと決まれば準備をしなくちゃね！私が若い頃着ていたドレスがあるの。
A着ない？」

『いいの？！嬉しい、是非お願いしたいわ』

そうと決まればママの部屋に直行。
ドレスを受け継げるなんて、こんな素敵なことはないですもの。

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