17 道化師の助言�� ページ17
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今日の喫茶店での仕事を終え、一息。
外は黄昏色に染っており、カラスがその景色にそまり絵になっていた。
ヨコハマの黄昏は、どの町よりも美しいと思う。逆光になり黒くなった高層ビルは、よく似合うのね。
ゆっくりと歩きながら、これまでのことを思い出した。ドアを開けたらドストエフスキーが泣いていて、追いかけられて、ゲロを吐いて、食べられて。
一難去ってまた一難。 でもこれでもうおしまい。私は今から新しい！！親ALifeが、
確実になろうとしてる。
「かぁかぁ」と鳴くカラスの群れを眺めていると一羽だけやけに浮いている鳥がいた。
その鳥は逆光に逆らい 真っ白い。
たくさんの黒いカラスと共に飛ぶ白い鳥が
なんだかめずらしくて、面白くなって
私は、しばくボーッと見つめていた。
すると、横から声がかかる。
「やぁ！君は鳥がすきかい？」
ハッと声のした方を向くと、この都会には似合わないような、非現実的な役者のような道化師のようなした格好の男が立って、こちらを見て微笑んでいる。
顔立ちをみるに、外国の人なんだろう。
日本語がとても上手で関心した。
「え、ええ…。鳥は、好きです。貴方は？」
「ああ！僕も好きさ！鳥は自由だからね。
HAHAHA！ところで〜っ！僕は君に用があるー！それはなんっでしょーうか！」
初めは落ち着いた人だと思ったのに一変。
鳥の話が終わると人が変わったように、陽気な性格に彼はなった。ところで用？
私はもちろん、こんな男と知り合いでもなんでもない。
「え…用って？」
「残念！不正解〜〜、正解は、『誤解を解く』でした！」
「誤解を解く…？」
彼から誤解という言葉が出たがそれも到底覚えがない。
どうして見ず知らずの男から私が誤解を解かれなければいけないのか、意味が分からなかった。
「私は〜！君が泣かしたドス君の親友なのさー！そして、今から君が抱いているドス君への誤解を解くために、ここにいるー！」
「ええっ！？ドストエフスキーの親友なんですか！」
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優奈(プロフ) - コメントありがとうございます！ポエマーのドス君を想像して書いてみましたw！笑ってくれて嬉しいです✨️ (4月1日 14時) (
レス) id: e41b338b70 (このIDを非表示/違反報告)
マイにゃん(プロフ) - 僕の心はガラスのハート。で思いっきり笑いました！wフョードル大好き！！！ (3月31日 21時) (レス) @page9 id: e31abdb017 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - コメントありがとうございます！蛙化の新しい扉開いちゃってください！！ (1月11日 17時) (レス) id: e41b338b70 (このIDを非表示/違反報告)
恋するゴリラのレクイエム(プロフ) - ええかわいい…？（推しが好きすぎて蛙化しようと思って来た民です） (1月11日 12時) (レス) @page3 id: 38342cbe97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優奈 | 作成日時：2023年12月3日 17時
