34話 ページ35
貴「やばい、急がなきゃ。」
本を返すのに思ったより時間がかかってしまい
競技場へ向かい廊下を走っていると、スネイプ先生が前の方を歩いていた。
スネ「...！ミス・フォーサイス、廊下を走るな。」
貴「ごめんなさい！」
Aは止まり、スネイプ先生の横を歩いた。
スネイプ先生は片足を引きずって歩いている。
(そういえば、ハリーが、先生が足を怪我しているのを見て、『トロールを入れたのはきっとスネイプだ』って言っていたっけ。)
Aはスネイプ先生を横目で見上げた。
(私はスネイプ先生じゃないと思うけど。...先生も大変だな〜。)
スネ「...？なんだ。」
スネイプ先生はAの視線に気付き眉間のしわを深くして言った。
貴「いえ、何でもないです。
あ、また魔法薬について教えてもらってもいいですか？」
スネイプ先生は眉間のしわをいっそう深くした。
スネ「よかろう。ただし夕食のあとの時間だ。」
貴「ありがとうございます！あ、着きましたね、それでは。今度、夕食のあとに行きます。」
競技場に着き、スネイプ先生とわかれてハーマイオニーたちを探した。
(やっぱり、スネイプ先生って優しいところもあるわ。...ん？でも、夕食のあとって時間あまりないじゃない。...いじわる...。)
ハマ「A！遅いじゃない！もう始まるわよ。」
選手達がもうスタンバイをしていた。
貴「ごめん。ぎりぎりセーフね。」
試合開始の笛がなり、選手がいっせいに舞い上がった。
フレッドとジョージがAを見つけて、ウィンクをしてきた。
Aは『がんばって』と2人に分かるよう口パクで言った。
試合はグリフィンドールとスリザリン、どちらも点を取ったり取られたりと五分五分だ。
ハグ「一体ハリーは何をしとるんだ。」
双眼鏡でハリーを見ていたハグリッドがブツブツと言っている。
ハリーを見ると箒が言う事を聞いていないようだった。
ハーマイオニーがハグリッドの双眼鏡をひったくり、観客席の方をみている。
ハマ「スネイプよ...箒に呪いをかけている。」
ロンも覗き込んだ。
(スネイプ先生？そんなはずないわ。)
Aはロンから双眼鏡をとり、覗いた。
(たしかにスネイプ先生は魔法をかけている。.....！！)
貴「違うわ！スネイプ先生じゃないわ！クィレ...あれ？ハーマイオニー？」
ハーマイオニーとロンの姿が見当たらない。
(もしかして！)
観客席の方に視線を戻した。
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セドリック推しぃ(プロフ) - セドリック落ちにして欲しいでふ (2023年1月27日 20時) (
レス) id: 3cda472f5f (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ふりるさん» コメントありがとうございます！原作のハリー・ポッターと賢者の石に出てくるヴォルデモートはわしという一人称になっていまして、そちらを参考にさせて頂いてます。読んでくださりありがとうございます^^ (2022年10月13日 1時) (レス) @page47 id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ふりる - ヴォルデモート卿の一人称はわしではなく、私だと思います。それか、俺様 (2022年10月7日 5時) (レス) @page47 id: 72da3da237 (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます！応援とても嬉しいです！頑張ります！ (2017年8月2日 13時) (レス) id: 7638eb5726 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - とても面白いです！これからも頑張ってください！応援してます。 (2017年8月1日 22時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神春 | 作成日時：2017年5月12日 23時
