35話 ページ36
しばらくすると、向かい側の観客席が騒いでいるのがわかった。
よく見るとスネイプ先生のマントに火がついている。
(あちゃ〜。でも、クィレル先生の注意も引けたようね。)
ハリーは体勢を直して、すぐにスニッチを見つけて取った。口で。
グリフィンドールの席はお祭り騒ぎだ。
試合後もグリフィンドール生の熱は下がらずに騒いでいるが、ハリーたちはハグリッドの小屋で紅茶を飲んでいた。
ロン「スネイプが君の箒にブツブツ呪いをかけていた。ずっと君から目を離さずにね。」
ロンが説明した。
ハグ「ばかな。」
ハグリッドは観客席でのやりとりを一言も聞いていなかったらしい。
ロン「ハーマイオニーも僕も見たんだ。Aだって見ただろう?」
貴「ええ、まぁ、見たわよ。でも、クィ...」
ロン「ほら!Aも見たんだ!」
Aのセリフにロンが被せてきて最後まで言うことが出来なかった。
貴「いや、見たけど...」
ハグ「なんでスネイプがそんなことをする必要があるんだ?」
(また被された...)
貴「私はスネイプ先生じゃないと...」
ハリー「あいつ、ハロウィーンの日、三頭犬が守っているものを盗ろうとして噛まれたんだよ。」
ハグ「なんでフラッフィーのことを知ってるんだ?」
(あぁー...)
ハリーたちとハグリッドの言い合いは止まらない。
ハグリッドが三頭犬の守っているものについて口を滑らして『ニコラス・フラメル』と言った。
ハリーは聞き逃さなかった。
ハリー「ニコラス・フラメルっていう人が関係してるんだね?」
ハグリッドはしまった、という顔をしてすぐに私たちを追い出した。
もうすぐクリスマスだ。
ハリーたちはニコラス・フラメルについてずっと調べていた。
ド「かわいそうに、家に帰ってくるなと言われて、クリスマスなのにホグワーツに居残る子がいるんだね。」
魔法薬の授業のときドラコがハリーの様子をみながら言った。
(私も、おばあちゃんが旅行に行くとかで居残りするんだよね。)
ロンも、両親が兄に会いに行くので居残るそうだ。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は無視している。
ドラコもやめない。
貴「私も居残るのよね。でもかわいそうじゃないわよ?」
ド「え...いや!Aのことじゃなくて!」
ドラコはあわてて言ってどっか行ってしまった。
(ハリーとドラコ、クィディッチの試合以来、ますます仲が悪くなったわね...)
523人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セドリック推しぃ(プロフ) - セドリック落ちにして欲しいでふ (2023年1月27日 20時) (レス) id: 3cda472f5f (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - ふりるさん» コメントありがとうございます!原作のハリー・ポッターと賢者の石に出てくるヴォルデモートはわしという一人称になっていまして、そちらを参考にさせて頂いてます。読んでくださりありがとうございます^^ (2022年10月13日 1時) (レス) @page47 id: 75339c90be (このIDを非表示/違反報告)
ふりる - ヴォルデモート卿の一人称はわしではなく、私だと思います。それか、俺様 (2022年10月7日 5時) (レス) @page47 id: 72da3da237 (このIDを非表示/違反報告)
神春(プロフ) - 猫又さん» ありがとうございます!応援とても嬉しいです!頑張ります! (2017年8月2日 13時) (レス) id: 7638eb5726 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - とても面白いです!これからも頑張ってください!応援してます。 (2017年8月1日 22時) (レス) id: d6cba85abb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神春 | 作成日時:2017年5月12日 23時