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参拾壱ノ話 #自責の念 ページ35

美月side


私は、無一郎さんの元へ駆け寄ると




その胸に勢いよく飛び込んだ。




天「…うぅう…っ、心配しました…っ!」




私がそう言うと無一郎さんは優しく抱きしめ



無「…心配かけてごめんね。

もう大丈夫だから」



と言ってくれた。





…無一郎さんの温もりを感じ、私は安心からか急に意識を手放した。









NOside




天「………」ガクン


無「…?!美月…!」




無一郎は焦って頭を抱える。


すると雛鶴が重く口を開いた。




雛「…美月さん、全く寝ていなかったので…」




宇「そうだよ、時透。

こいつ心配しすぎて

俺たちが何を言っても寝れない、食事も喉を通らないの一点張り。」





無一郎は青ざめると蝶屋敷へと走った。



無「…ごめんね、美月ッ…!」









無「…胡蝶さん!すみません、

美月が2日間何も食べたり飲んだりしてないらしくて…!」



勢いよく戸を開ける。


中ではしのぶが炭治郎達の手当に当たっていた。


胡「…2日間…?

美月、馬鹿なんですか…!


早く点滴しないと、命が危ないです



…勿論、お腹の子の命も。」





無「…!」



無一郎はさらに顔を青ざめさせる。




胡「人は3日間水分を摂取しなければ死に至ります…!

早くこちらへ!」







無一郎side




…美月をこうやって胡蝶さんの元に連れて行くのは何回目だろう…?




全部俺のせいだった…!




胡「…時透くん、時透くんのせいではないんですから。

自分を責めないでくださいね………」





胡蝶さんはそう言ってくれるけれど…



俺があいつに捕まらなければこんなことには…!







…悔しい。





俺は、全然美月を守れてなんかいない

参拾弐ノ話→←許嫁だより。



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 子供   
作品ジャンル:恋愛
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シルバーウルフ - 凄く面白くて一気に読ませてもらいました。更新楽しみに待ってます!!!!(^ω^) (2020年11月17日 13時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬あまね(プロフ) - 吸血鬼と人間のハーフくんさん» コメント有難う御座います…!感動して頂けるようにあれこれ考えながら書いていたのでとても嬉しいです…! (2020年7月12日 21時) (レス) id: 11380dd944 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬あまね(プロフ) - シバさん» コメント有難う御座います…!夢主ちゃん頑張りました! (2020年7月12日 21時) (レス) id: 11380dd944 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬あまね(プロフ) - あおいつばめさん» コメント有難う御座います…!感動して頂けてたようで幸いです。 (2020年7月12日 21時) (レス) id: 11380dd944 (このIDを非表示/違反報告)
吸血鬼と人間のハーフくん - う、う、う、うぅ、、産まれたァァァァァァ!!!もう、お兄ちゃん感動したよ!おめでたっすな!(о´∀`о) (2020年7月12日 2時) (レス) id: 315c812a82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水瀬あまね | 作成日時:2020年6月6日 10時

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