霞柱の許嫁が蝶屋敷の食事係の私だった件。【時透無一郎】

参拾ノ話 ページ34

無｢…美月、大丈夫？

今、薬と冷えてる水持ってくるから｣



私を今、無一郎さんは看病してくれている。


私がここに来るまで、

一人暮らしだったこともあり家事は料理以外人並みにはこなせるらしい。





…弱っていると、無一郎さんの優しさが身に染みるようだった。



私、無理しすぎてたのかな…？


でも、無一郎さんが心配で心配で…。



考えないようには、していたけれど…





頭の片隅には、


私が無一郎さんが好きだと気づく前から



その事でいっぱいだった。



彼は柱なのに…。






天｢…そう言えば…

時透さん、今日…柱合会議なんじゃ…？｣



私がそう指摘すると、

無一郎さんはすっかり忘れていたようで、


時計を物凄い勢いで見ると

慌てだした。



無｢…ご、ごめん…！僕、行かなきゃ…！


………1人で大丈夫…？｣



余りにも心配そうに見てくるので

私は笑顔で｢大丈夫です。行ってらっしゃい｣


と彼を送り出した。









--------ｷﾘﾄﾘ線--------


お久しぶり(?)です。

作品の水瀬あまねです。



ここでご連絡です！


このお話の中では、

『痣の代償』は無いこととします。



そうじゃないと悲しいお話になってしまうので…笑




これからも更新頑張ります…！





お気に入り登録と評価をして続きを待っていてくださると嬉しいです…！

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