霞柱の許嫁が蝶屋敷の食事係の私だった件。【時透無一郎】

弐ノ話 ページ3

天｢…失礼しまぁす…｣



霞柱様の御屋敷につくと私はあまりの広さに仰天した。





天｢広いですねぇ！
私こんなに広い御屋敷、

御館様の以外見たことないですよ〜！｣




ハッ…！



私はまだ霞柱様とお友達でもない仲でこんな失礼な真似を…




天｢…申し訳ございません………

ついはしゃいでしまって…｣



霞柱様の顔色を伺いつつ頭を下げる。








無｢………ぷっ…あははは、

君、子供みたいだね｣


霞柱様が私を指さして笑う。







霞柱様、こんな顔で笑うんだ…



とまじまじと顔を見つてしまった。






霞柱様はひとしきり笑うと、真顔に戻って言った。



無｢…べつにいいよ、同い年でしょ？
さっさと荷物置いて掃除してくれない？

まあ、君隊士でもないんだし霞柱様って呼んでてよ｣






天｢…！あっはい！私、掃除します！｣




掃除用具の場所を聞くと


私はせっせと掃除を始めた。









ひとしきり掃除を終えて霞柱様を探す。




どこかなぁ？



掃除これでいいか聞かないと…

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