参ノ話 ページ4
天「霞柱様〜!どこですか〜?
出ておいで〜!」
こんなに広い御屋敷なんだもの。
聞こえてるはずないさ!
だったら少しくらいふざけたっていいよね…
無「…誰が出ておいでだって…?」
気づいたら後ろに霞柱様が…!
天「…ひっぎゃあっ!すみませんっ!」
奇声を上げて飛び退く私。
天「だって、霞柱様気配消せるんだもんっ!
ズルいですよっ」
無「ズルいって…
…君って、ほんと面白いね」ハハハ
また私をみて少し笑うと言った。
無「君は休んでるといいよ
僕は素振りしてくるから…」
そう言って姿を消した。
…柱ってあんな瞬間移動みたいなことも出来るの!?
そう…私も柱になりたかったんだよなぁ…
_____数年前。
天「ハアッハアッ…ハッ…」
カ「どうしたものかしら〜、
美月は体力がつかないわね〜」
そう。私はカナエ姉さんの元継子だった。
…でも、私は少しばかり体が弱く、体力がつかなったのだ。
カ「…美月、残念だけど今の状態の貴方が
鬼と戦うのは危険だわ…
鬼殺隊員は諦めた方がいいかもしれない…」
それを聞いた時、私の頭は真っ白になった。
カナヲ姉さんと一緒に、この御屋敷に来てから、
私は恩返ししようと毎日刀を振った。
でも。
…諦めたら、
私はもうここへは居られない。
そうしたら、カナヲ姉さんとも離れ離れ…
鬼殺隊にも貢献できない。
鬼の頸を斬れない私なんてここにいても
邪魔なだけなのだ…。
天「カナエ姉さん…!私、諦めたくない…」
私がそう言うと姉さんは私の目を見て言った。
カ「美月、貴方の気持ちはよく分かるわ
でも、鬼殺隊に貢献する道は他にもあるのよ。
そうね、貴方はお料理が上手だから、
…ここで、食事係を…やらない?」
こうして、私は蝶屋敷の食事係になったのだ。
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水瀬あまね(プロフ) - るーととは僕のことだ!さん» コメントありがとうございます…!更新頑張りますね、! (2020年7月14日 21時) (レス) id: 11380dd944 (このIDを非表示/違反報告)
るーととは僕のことだ! - 面白いです!!私も色々な過去があるので自分のように感じながらみてます!これからも頑張ってください! (2020年7月11日 17時) (レス) id: 315c812a82 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬あまね(プロフ) - 抹茶さん» ご指摘ありがとうございます…!直ぐに直させていただきました。 (2020年6月6日 20時) (レス) id: 11380dd944 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 39話、天崎が天野になってますよー (2020年6月6日 20時) (レス) id: dff0e218d6 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬あまね(プロフ) - ねぎとろ丸さん» 暖かいコメントを下さりありがとうございます!無一郎くんいいですよね笑これからも更新を頑張ります…! (2020年6月1日 17時) (レス) id: 11380dd944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水瀬あまね | 作成日時:2020年5月30日 13時