宿儺でも敵わないただの奇人

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そんな平和な日々が続くと誰もが思っていた




両面宿儺らしきものか突然暴れだし多くの呪術師、非呪術師が殺されてしまったのだ




呪術師たちは両面宿儺が伝説ではないと考え殺すことを計画しだす





一方、Aは森の中で散歩をしていた





『気持ちいいな〜！』




すると草同士が触れ合う音が聞こえる




？？「そこにいるのは女だな」




『あ、はい。正真正銘の女ですよ』




？？「しかも呪術師だ、呪力も多い、殺しがいがある」




呪術師という言葉に反応し喋りかけている人物が呪いを知る人物だとわかる




？？「女、名前はなんという」




『名前を聞く前に自分の名前を申すものだと教えられましたので先にあなたが言ってください。それにどこにいるかわかんないし！』




？？「この俺にそのような口の聞き方をするとは殺されたいのか？」





『いや、まだ死にたくない。師匠からおはぎ買って貰ってない』





多分だがその理由では誰も聞いてくれないと思う




その人物は木から飛び降りAの前に立った




腕が4本、顔が2つ、一般人が見ると化け物、呪術師が見ると両面宿儺だと判断できる人物がいたのだ




頭がぶっ飛んでいるAだがこの時ばかりは冷や汗が頬を伝う




なぜ呪力を感じることができなかったのか必死に考えたが今はそんなこと言ってる場合ではない、「殺される、だが戦え」そう頭が言っているのがわかった





両「呪術師なら俺が誰か分かるだろう、だが生きては返せん」





戦わないととそう分かっているはずなのに彼女の頭はこのような状況でもやはりぶっ飛んでいた





『で、伝説の存在が目の前にいるｯ！？』






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