陸拾捌話 ページ38
(コロス…。コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス!!!!!)
頭の中にはその言葉しかなかった。
バキッ、ガッ、グチャ__
・
・
・
・
・
・
あれから、どれくらい時間が経ったのだろうか。意思はあっても、体の制御が出来なくなってから…。
「……」
「……」
それぞれ体力の消費がヤバイ。もって、後、一撃。
「「……」」
ガッ___
ドンッ__
シュゥゥ_
?「A!!!!」
結果は、俺の負け。すげぇ、悔しいっ。
でも、さっきの声は誰だったんだろう?
…っ。すみません、エルドさん。貴方の仇は取れませんでした…。
そして俺の意識は、眠るように闇へと沈んだ。
〜ミカサside〜
「やったぞ!!女型を捕獲した!!!」
巨人の中でも滅多に見ない女型の捕獲作戦が今日、行われ無事に成功した。
でも、なんでだろ?嫌な予感がする。
女型「ギャァァァァァァ!!!」
ミカサ「っ!」
アルミン「!?」
奇声をあげる女型に私達は驚き、怯んでしまった。
ミケ「!エルヴィン、各方向から巨人が来る!!」
エルヴィン「何!?…全員、戦闘準備!!!女型を死守せよ!!」
団長に従い、みんなで死守する。が結局は女型を食べられてしまい、捕獲はできなくなっしまった。
チクッ__
ミカサ「?」
なんだろ…胸のあたりが、痛い。
"コロス!!"
ミカサ「!!A!」
アルミン「ミ、ミカサッ!」
今Aの声が聞こえた。Aに何かあったんだ!!
私はスピードを上げ、Aの元へ。すると…
ドカッ_バキッ_
ミカサ「?」
何かを殴る音が辺りに響いていた。
ミカサ「!」
着くとそこには
ミカサ「A!!」
巨人化したAと女型だった。でも、Aの様子が…。
目も髪も色がいつもと違う。!まさかっ
グチャ__グチャ__
ミカサ「!」
女型は動かなくなった巨人から何かを取り出した。取り出したのは人。Aだった。
ミカサ「…っ!Aを返せ!!」
スチールを持ち、素早くAを取り戻そうと追いかける。が
リヴァイ「おい!無暗に行くな!!」
ミカサ「うるさい!!」
Aは私にとって、大切な人なの!!!
パシンッ_
ミカサ「っ!」
リヴァイ「落ち着け!怒りで我を忘れるんじゃねぇ!!!」
ミカサ「……すまない」
リヴァイ「わかればいい」
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年12月30日 10時