どうやら、成り代わってしまったようだ。これから先どうなることやら…【進撃の巨人】 (ページ28)

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伍拾捌話実験とあの時の恐怖ページ28

ダダダダダダッ

な、なんだろ;;この音は…;;

バンッ！！！！！

ハンジ「おっはよ～♪( ´▽｀)
今日もいい天k((殴…グフッ」

リヴァイ「朝からうるせぇ((怒」

ハンジ「い、いひゃい(＞_＜)」

朝から元気ですね。そう言えば、兵長言ってたっけ？

ハンジさんの生命力はG並みだって…。

ハンジ「ひ、酷いよ！！エレン！」

貴「え！？」

あ、これ、もしかして声に出てたパターン？

リヴァイ「あぁ」

貴「σ^_^;」

ご、ごめんな。うん。

ハンジ「えっと、エレン、準備できた？」

貴「はい」

朝食なら既に終わらせてる。

ハンジ「んしゃ、行こ！！あ、リヴァイ達も後で来てね～♪( ´▽｀)」

なんだろ、今のハンジさん見てるとイラッとする。なんでだろ？

リヴァイ「……チッ」

ハンジ「えっ！？舌打ち！？」

…まぁ、いっか。兵長が代わりに俺の気持ちを代弁してくれたし。

ハンジ「んしゃ、説明するね。___」

実験の内容の説明を聞いている間、これからの事を考えていた。

ハンジ「じゃ、やろっか」

貴「………はい」

位置につき、ゆっくりと深呼吸をする。その時

ハンジ"エレン、聞こえる？＂

貴「！？」

ハンジさんの声が聞こえたので、辺りを見渡すが本人はいない。

ハンジ"あぁ、今、君の頭の中に話しかけてるんだよ。”

ハンジさんはなぜ、俺がそういう事が出来るのを知っているのだろうか？

貴"ハンジさんは知ってるの？"

ハンジ"いや、ミカサに聞いたんだ。それを聞いた時は、興味が湧いたよ"

貴"悪いけど、説明はできないよ？気付いたら使えるようになっていたんだからね"

ハンジ"そっかぁ。残念。"

そう、この力は、ここに来てから使えるようになった。その理由は今も不明。

ハンジ"なんかあったら言ってね！"

貴"はい"

こうして、実験が始まった。なんでも、巨人化するようにって事らしいけどやれるのか？

貴「………やるしかない、か」

俺は、親指をおもいっきり噛む。

ガブッ

貴「……」

シーン__

あ、あれ？なんでだろ？

それから、何回かやってみたけど、変わりはしなかった。

そうして行くうちに体が震えだす。

貴(やらなきゃっ、やらなきゃ…叩かれるっ！！)

あの恐怖を思い出したのか、何回もやって行くうちに左手の親指は真っ赤に染まった。

貴"…ハンジさんっ"

ハンジ"ど、どうしたんだい？"

貴"………いかない"

ハンジ"えっ"

貴"巨人化、できないよっ"

俺の頭の中は、また蹴られる、殴られる。その言葉で一杯だった。