陸拾参話 エレン(夢主)の過去 2 ページ33
〜ハンジside 続き〜
貴「学校という学び舎へ行っても、あまりいい扱いはされなかったな。今はこの姿だけど、前世は白色のロングヘアに黄色の目だったんだよ?」
ミカサ「え?」
アルミン「ミカサ、知ってるの?」
ミカサ「う、うん」
どうやら思い当たる節があるらしい。
貴「…と、いっても、知ったのはミカサを助ける時だったけどね」
?ミカサを助ける時…っていつ頃かな?
貴「……はぁ。いい加減に出てきたらどうですか?ミカサ、アルミン、ハンジさん、兵長」
えっ?リヴァイ?
リヴァイ「……」
カサッ__
ミカサ「……いつ、気が付いたの?」
貴「……最初から」
ハンジ「……なんで、言わなかったの?」
貴「別に…。知りたそうな顔をしてたから」
ハンジ「…そっか」
?「ガルルルッ」
ハンジ「えっ」
ちょ、ちょっ!なんで威嚇されなきゃいけないの!?
貴「こら!この人達は敵ではないよ?…ハンジさんは分からないけど」
ハンジ「え!?わ、私はエレンの味方だよ!!」
だ、だからさ、私に向けて威嚇すらのやめて!!。・°°・(>_<)・°°・。
貴「…まぁ、いいでしょ。今は信じてみます。…ハンジさんだけですけど((ボソッ」
最後、なんて言ったのか分からないけど
ハンジ「!やった〜♪」
私にも心を開いてくれると思うと嬉しくてはしゃいじゃうo(`ω´ )o
アルミン「あ、あの。リヴァイ兵長は何故、此処に?」
リヴァイ「……メガネ野郎がやかましい事しないか、見張りだ」
ハンジ「えっ!?酷くね!?」
アルミン「そ、そうですか;;」
?「ガルルルッ」
なんか、変な生き物はリヴァイを威嚇し
リヴァイ「……((睨」
リヴァイは変な生き物に睨み返している。
な、なんか受けるww
ハンジ「?」
エレンに視線を向けると、エレンは湖へとまた視線を向けていた。
ミカサ「エレン、帰ろ?もうすぐ夜が開ける」
貴「……」
ミカサがエレンに話しかける。でも、聞こえていないみたいだ。
ミカサ「はぁ…。エレン?何時になったらちゃんと寝てくれるの?」
ハンジ「えっ」
貴「……」
どういうこと?寝てないって…
貴「ミカサ、俺はちゃんと寝てるよ?」
ミカサ「嘘。私、知ってるんだよ?みんなが寝静まった後、一人でこっそり来ては、朝になるとまるでそこで寝ていたかのように装っているのを…」
もし、そうだとしたら…
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年12月30日 10時