第伍話 心配と言うなの暖かさ ページ8
グリシャ「なんでこんな事をしたんだ‼︎」
はい、ど〜も〜♪A・イェーガーです♪
ただいま、到着した父さんに説教中です。
貴「ごめんなさい」
グリシャ「ごめんじゃすまない事なんだぞ⁉︎」
貴「……」
こんな風に誰かに叱られたのは初めてだ。
前までこんな風に叱ってくれる人なんていなかったから…
グリシャ「…はぁ」
ギュッ
貴「！…父さん？」
グリシャ「無事で良かった…本当に」
貴「ごめんなさい。心配をおかけしました」
嬉しいな。こんな風に心配してくれるんなんて。
グリシャ「うん。反省してるのなら、それでいい」
暖かい…人に抱きしめられると、こんなに暖かいんだ…
ミカサ「イェーガーさん」
グリシャ「？」
ミカサ「私、これからどうすればいいの？…寒いよ」
貴「……」
そっか…
ミカサにはもう、両親がいないんだ。
シュルル
ミカサ「？」
貴「……あげる。これをしてれば、温かいよ」
俺の首に巻いていたマフラーをミカサの首に巻く。
これから俺がミカサを守る。ミカサの両親に変わって…
貴「それに、ミカサは家に来ればいいよ。ね？父さんいいでしょ？」
グリシャ「そうだね。いいよ」
貴「やった！よろしく、ミカサ^ ^」
そして、もっと力を付けたい。ミカサやアルミン、父さんや母さんを守る力を…
ミカサ「…うんっ！」
こうして、ミカサが新たに家族として加わった。
なんか嬉しい！
…一人っ子だったからさ、話し相手がいると心がぽっかぽか？になるんだ‼︎
(母さん！ミカサが俺の家族になったんだ！)
(まぁまぁ。それはどういうこと？)
(実はカクカクジカジカでな)
(そんなことが…感激よ、ミカサ。よろしくね)
(あ、ありがとう、ございます///)
(良かったね‼︎^ ^)
(うんっ！////)
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作者名：天空の姫君 | 作成日時：2014年10月15日 8時
