第拾七話 短気な奴だけど、面白い奴 ページ25
貴「疲れた〜」
アルミン「そうだね。昨日今日、やっぱり初めはキツイね」
ミカサ「うん。でも、慣れれば問題ない」
貴「それはミカサだけだと思うよ」
ミカサ「ん？」
貴「ナ、ナンデモアリマセン;;;」
ミカサ「ん」
こ、怖っ。
ジャン「おい」
貴「？」
はて？この声どっかで聞いたことがあるような
ジャン「聞いてんのかコラッ！」
ゴンッ
貴「イタッ、何すんだよ！」
ジャン「てめぇ、よくもやってくれたな！」
貴「…？」
なんかやったっけ？
ジャン「イラッ(−_−＃)」
まだ入って2日って事は昨日。
昨日、昨日…あ！
貴「確か憲兵志望の奴だったな。えっと、名前は…ジョン」←
ジョン「ふざけんじゃねぇぞコラッ‼︎俺はジャンだ！ジョンじゃねぇ！喧嘩売ってんのか⁉︎」←
貴「いや、全く」
ジョン「てか、表示⁉︎直せよ！」
作《え、このままでよくね？》
ジョン「よくねぇから言ってんだよ！」
作《はぁ、仕方ない》
貴「……(°_°)」
ジャン「ふぅ、直った。てか、シカトしてんじゃねぇ！」
こんな短気の奴と相手してたっていいことなんてない。と、前の時学んだ。
ジャン「おい聞いてんのか！」
貴「君ってさ、臆病者が集まる憲兵に行くんだろ？そんな奴とは仲良くしたくないなぁ〜」
ジャン「ピクッ))なんだと」
貴「だから、臆病者と仲良くしたくないなって言ってんの」
ジャン「っ！この野郎‼︎」
貴「……」
本当に短気なんだね。これじゃ、話にならないよ？
だから、この世の中こんな不景気なんだよ。
ヒョイッ
ジャン「なっ」
ガッシャーン！
ジャンは俺に殴り掛かろうとしていたみたいだけど、それをかわしたらなんと、テーブルにダイブ‼︎
あ〜あ、勿体無い。
貴「…頭使えよ。馬鹿かよ。あ、馬鹿だったな。なんたって、馬面なんだから」
ほ〜んと、こんな奴相手に出来ない。むしろ、あの馬面と一緒にいる、マルコだっけっか、あいつのほうがいいな。
貴「俺はお前みたいな奴相手にしてるほど暇じゃない」
ジャンを見下ろしながらいい、パンを3個ほど手にし水を持ち食堂を後にした。
第拾捌話 天使と呼ばれる者と大食い少女→←第拾陸話 入団初日の夜の出来事
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作者名：天空の姫君 | 作成日時：2014年10月15日 8時
