第十九話 勧誘 ページ23
〜リヴァイside続き〜
赤狼「…どうか、安らかに…」
男はそういい、湖から出て赤子を連れて行こうとする。
ハンジ「ヤバイよ!逃げられちゃう!!」
リヴァイ「チッ」
バッ
ハンジ「え、ちょ、リヴァイ!」
待ってられっか!!
リヴァイ「おい!」
気がついたらそう、声をかけていた。
赤狼「?」
リヴァイ「お前を勧誘しに来た」
赤狼「…」
エルヴィン「君の噂を聞いてね」
赤狼「噂?」
ハンジ「そ。なんでも、赤い目をした子が五十人近くの人を相手にしたとか」
いつの間にか隣に来ていたエルヴィンとクソメガネ。
赤狼「…よ」
リヴァイ「?」
赤狼「そんな大層なことしてないよ」
声からして男のようだが、フードを被っているためか見えない。
赤狼「それに、興味無いしね」
リヴァイ「興味無い?」
赤狼「そう」
ふざけるなっ!そんなことで済まされてたまるか!!
リヴァイ「てめぇの意見なんざ聞いてねぇ。これは絶対であり、命令だ」
赤狼「…そう。じゃあ、逃げるが勝ち…だよな」
リヴァイ「!」
そういい、逃走し始める男。
リヴァイ「チッ、エルヴィン!」
エルヴィン「あぁ!」
何としてでも、捕まえて躾けてやる((妖笑
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とは言ったものの、中々見つからねぇ。
というか、見逃したという方が当たっているか。
リヴァイ「チッ、どこに行った」
?「ーーー」
リヴァイ「?」
近くから話し声が聞こえる。
リヴァイ(なんだ?)
声のする方へ行くと
赤狼「悪りぃ、マリ。この子を頼めないか?」
マリ「まぁ、Aの頼みだし…任せなよ!」
赤狼「すまない」
リヴァイ「!」
これはどういう事だ?男はフードを脱いでいる。
黒い髪に真紅の瞳。それはこの世とは思えない姿であり、只者ではないオーラを放っていた。
マリ「A!」
赤狼「?」
マリ「気を付けて」
赤狼「!…あぁ。マリも気を付けろよ」
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時