第十八話 赤狼との対面 ページ22
〜リヴァイside続き〜
リヴァイ「ってめぇ、遊びじゃねんだぞ!!」
ハンジ「分かってるよ♪さぁ、早く行こう!!」
此奴は本当にわかってんのか?
リヴァイ「はぁ…先が思いやられる」
エルヴィン「あははは;;」
〜回想終了〜
という訳で来たが、確かに俺がいた頃よりは賑やかというか明るくなっていた。
リヴァイ「で、どこに行けば会えるんだ?」
エルヴィン「さぁ?」
リヴァイ「はぁ?おい、ふざけてんのか!!」
何のために来たんだよ。これだと無駄足じゃねぇか。
ハンジ「まぁまぁ」
はぁ…なんでこんなにのんびりできるんだよ。
ハンジ「!リヴァイ…エルヴィン」
リヴァイ「なんだ、クソメガネ」
ハンジ「い、居たよ!」
リヴァイ、エルヴィン「「!!」」
確かにいた。刀を持ち、下には既に息絶えている男達の無惨な姿。
エルヴィン「彼が赤狼のようだね」
リヴァイ「あぁ」
奴は刀についた血を払い、鞘におさめ近くに寄り何かを抱き上げた。
リヴァイ「!」
ハンジ「ねぇ、あれって」
近くに寄って見てみると、そこには男達の他にも女がいた。しかも、血まみれで…
赤狼「…ごめん。君の母親を救えなかったっ」
男は腕に抱いてるのは赤子だった。おそらくあの女の子だろう。
すると、男は既に息絶えている女を抱き上げ何処かへと向かおうとする。
リヴァイ「どうする」
エルヴィン「追いかけよう」
ハンジ「は〜い」
男の後をつけて行くと、一つ綺麗な湖があった。
ハンジ「こんな所に湖ってあったっけ?」
リヴァイ「いや、無かった」
何故、こんな所に?俺が知らなかっただけか?
赤狼「…」
リヴァイ「!」
男は赤子を芝生の上に置き、女を抱きながら湖の中へ
リヴァイ「彼奴、死ぬ気か!!」
エルヴィン「いや、違う」
リヴァイ「何故そう言いきれる!」
ハンジ「見てみなよ」
クソメガネとエルヴィンに言われ、視線を戻すと男は女を湖の中に
リヴァイ「なっ」
赤狼「…どうか、安らかに…」
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年9月11日 18時