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キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
佐「5分前のチャイムか。目元もまだ赤いし、泣いたから頭も痛いだろ?ちょっと寝てけ。」
『え、いや…でも』
佐「毎朝他の科とか他校の生徒にもみくちゃにされてんだ。たまにサボっても誰も文句言わねーよ」
もみくちゃにされてんの知ってたんだ…
『じゃあちょっとだけ』
佐「あそこのベッドな。隣だと朔間弟が来るから。紅茶でもコーヒーでもいれてくつろいでけー。おじさんはちょーっとHRと授業してくるから」
『はーい。なにからなにまでありがとうございます』
行った…か
あ、保健室いること誰も知らないよね…
ゆうたに某緑色SNSしなくちゃ
A今日ちょっと1限終わるくらいまで保健室いる
ゆうたえぇ!どーしたの?具合悪い?
Aちょーっとね…風邪とかじゃないから安心して!先生にも言っといてくれると嬉しいー
ゆうた了解。HR終わったら1回行くね?
ゆうたはホントに優しいなぁ…
Aありがとう
HRのあと来る時間なんて少ししかないのにホントに
『好きだなぁ…ゆうた』
もちろん友愛。親友枠。
あんず先輩は先輩だし忙しいから友達とか親友って感じじゃないけど、ゆうたは違う
学校になれてない私を気にかけてくれて
大切な人だ。
no side
何気ない“好き”の言葉
1人かと思われていた部屋にはもう1人。
?「……へぇ。」
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