神威さん、だるいです。 ページ4
はぁ〜〜お風呂に入って体ポカポカ
今夜はやっと自分のベッドで眠れそうだ〜〜涙出そう〜〜、、!
あ、 、
そーいや冷蔵庫にプリンあったな
寝る前だけど、今日くらいは自分にご褒美あげたいな/////
カチャ
「……ない。私のプリン…」
「もしかしてこれのこと?」もっちゃもっちゃ
ギリリリ…と音がつきそうなくらいぎこちなく首だけ振り向けば案の定人のご褒美プリンを美味しそうに食べてる神威さん
「それ、私が私のために買ったプリンです。」
無意識に口から出た声はいつもより低かった
「そうだったんだ〜♪ごめんごめん、美味しかったよ」
「いえ美味しかったかとか聞いてませんので。」
そんなてへぺろっ!みたいな感じで謝られても
古いし…
あ、胃が痛い…
「A?もしかして怒ってる?」
「あ、いえ……もう夜も遅いので提督も部屋に戻ってください」
あぁ、もうだめだ、まともに相手したら疲れる
せめて眠れればもう私は…
でもあのプリン地球でしか手に入らないんだけどな…
いや、今は神威さんを追い出すことに専念しよう
なんて心の中で葛藤していると
いつのまにかムスーっとした表情の神威さん
「提督って呼ばないでヨ、前みたく神威って呼んでヨ」
「しいて言うなら神威と呼び捨てたことはないので、神威さんと呼ばせていただきます」
「ま、今はいいよそれで…おやすみA♪」
なんで名前ごときでこんなに嬉しそうに笑うのか不思議だかとりあえず帰ってくれそうだ、よかった
「神威さん」
「なんだい?」
「私のベッドなんですが、そこ」
「一緒に寝ようと思って、いいだろ?別に」
しれっとさりげなく私の聖域に入りやがって…
「いや寝てる間に死んでるとかありえないことではないので困ります」
「はははっ、Aは本当に面白いネ。本当は俺のことなんて怖くもなんともないくせに」
いやめちゃめちゃ怖えよ
頼むから帰ってくれよ
なんの嫌がらせだよ
「……では私は他の部屋で寝ます」
「え〜〜?そんなんじゃ意味ないでショ?」
なんの?!?!
あぁ、こんなことをしている間に貴重な睡眠時間が奪われる
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作者名:フジワラノ | 作成日時:2016年10月25日 23時