検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:37,558 hit

03 . ↓ ページ4

.



『じろ兄!』


そう言って腰に抱きつくとその人が振り返りました。


でも、じろ兄じゃありません。



知らない人「あれ、お嬢ちゃんどうしたの?」


『あ、えと、人違い…です…』


急いで離れると寂しさと恥ずかしさで涙が出てきました。


抑えられません。



『おに、ちゃ…』



前に立っているお兄さんとお姉さんが困ってしまいました。



お兄さん「もしかして、迷子?」



『うん…』



お姉さん「大丈夫?一緒に来た人、どんな格好してたかわかる?」



『お兄さんと、おんなじ帽子被ってるの…』



私はお兄さんの帽子を指さしました。



するとお兄さんは「あっ」と言うと



お兄さん「髪の毛真ん中で分けてるお兄さんかな?」



『うん!』



お姉さん「あら、その人だったらさっきあのお店の前ですれ違ったわよ」


お兄さん「まだ時間は経ってないから近くにいるはず…」



『ほんと!?』



お姉さん「ホント、お兄さんに無事に会えるといいね」



『うん!ありがとう!!』



私はお店の方に走っていきました。


お店が見えます、そのそばにじろ兄がいました。



『じろにっ!うわぁっ!!』


転んでしまいました。

痛いです。



『じろ、にい…』


じろ兄が駆けつけてくれました。



じろ兄に会えた安心感と転んだ痛さでまた泣いてしまいました。



二「A!探したんだぞ!大丈夫か?怪我はない!?」


私を立ち上がらせると近くのベンチに座らせてくれました。



『ごめんっ、なさ、じろにぃっ!!!』


抱きつくと、じろ兄はぎゅっと抱きしめてくれました。


二「不安だったな。ごめんな、手ェ放しちゃって」


私の背中をトントンするとじろ兄は一兄に電話をしていました。




.

04 . ↓→←02 . おかいもの



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
190人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琴葉 - 二郎…夢主ちゃんになんて言葉教えてるのよ…。 (2018年9月26日 23時) (レス) id: cc1af6d8b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - やあああ!!!可愛い!!!夢主ちゃん可愛い!!!! (2018年9月17日 14時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みゅーしゃ | 作成日時:2018年9月9日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。