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しばらくすると、キャッキャとダイキが興奮して笑ってる声がした。
楽しそうなので、ちょっとのぞきに行くと、二人ともシャンプーの泡で角を作って、遊んでいた。
A「あー二人で楽しそー！」
大貴「なんだよ、Aも一緒にやる？」
A「やんない！」
大貴「即答かよ」
A「ちょっと待って、写真撮ろ！」
大貴「あぁ、いいねー。
ダイキ！来い！」
ダイキを呼んでる声を背中に、リビングからスマホを持ち、再び浴室に戻ると、ダイキを片手で抱き上げ、浴槽のフチに片足をかけ、かっこつけてる大ちゃんがいた。
大貴「いいぞ！」
A「大ちゃん、そこ、入らないから。
だから、普通に立っていいよ」
大貴「え！個人で楽しむ分には、入っても大丈夫だろ？」
A「誰も楽しまないから大丈夫・・・」
大貴「Aへのサービスショットだぞ。
一回しかって寂しそうだったから」
A「今で二回になったから、大丈夫！
はい、二人ともカッコよく撮れました。
もう、流してもらいなね」
すぐに浴室のドアを閉めた。
もーー、ふざけて！
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その後も、ダイキが泣き出す事はなく、一時間近くかかって、出てきた。
それも、ダイキはすっぽんぽんで、大ちゃんは腰にタオルを巻いて！
A「着替え、置いといたよね」
大ちゃんも、今日はお泊り用の着替えを持参し、ソファーの上に出してあったので、脱衣所に運んどいたのに！
大貴「マジ、あちー！
長くい過ぎた！
麦茶、ちょうだい！」
そう言って、冷蔵庫から麦茶のボトルを出すと、「ダイキも！ダイキも！」って、大ちゃんの足にまとわりついている。
大ちゃんのグラスと、ダイキのコップに麦茶を注ぎながら、
大貴「Aも、入って来ちゃえよ。
たまには、ゆっくり入ってきていいから」
A「うん・・・じゃあ、入ってくるね。
ダイキ、すぐ乾くけど、ドライヤー軽くしといて、ここにあるから。
布団敷いてあるから、寝ててもいいからね」
大貴「おぉ、わかった」
ダイキが、最近練習しだしたコップで、上手に飲むのを横目で見ながら、久しぶりに一人でお風呂に入った。
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作者名：やまぱん
| 作成日時：2017年11月5日 12時
