106話 ページ10
ス「っあ"〜!
やっっっと終わった!!!!」
もう無理ここで寝る とテーブルに突っ伏すスティング
ロ「おい、ここはギルドだぞ」
あ「まぁ普段夜更かししないスティングにしては頑張ったよ
そろそろ0時まわるし」
明日がチケット有効期限最終日
書類ややる事は山積み
しかも泊まりだからその期間の分も終わらせないといけなくて
6人で頑張って進めた
ユキノ、ルーファス、オルガには
あともう少しで終わるという所で帰ってもらった
ユキノは一人暮らしだし女の子だから
あんま遅い時間に1人で帰らせたくないし…
それに明日の準備もある
そもそもサポートするのはわたしとローグの予定だったんだから
夜中ギルドに残すのは流石に申し訳なかった
ルーファスやオルガは一緒に行く訳でもない遊びに
わたし達が行けるよう手伝ってくれていた
こっちも同様に流石に申し訳ない
レクターとフロッシュはユキノの家に泊めて貰ってる
明日出発の時に合流する予定
いつもわたしかローグと一緒に寝てるフロッシュだけど
前にレクターと一緒に寝てたし大丈夫…だと思う
本人も乗り気だったし
ス「まー書類仕事なんてだいぶしんどかったけどよ
なんかいいな、みんなで新しくギルド作ってるって感じがして」
ロ「!…そうだな、まぁ悪くなかった」
テーブルに突っ伏したまま顔をこちらに向けてヘラっと笑うスティング
確かに大変だったけどどこかいい気分だった
書類仕事はしんどいだの辛いだの言ってたけど
なんだかんだ頑張って終わったあとには
こういう風に思えて笑って言えるスティングは
みんなが思った様に
やっぱりマスターに向いてる
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作者名:影星 | 作成日時:2021年5月1日 1時