103話 ページ7
〜セロペギア〜
ス「あ”ー！…もう無理………」
滅竜魔導士のわたし達は街に馬車が止まるのと同時に
雪崩のように降りた
19歳の男女が街中で雪崩になってる光景なんて
周りから見たらヤバい奴らだけど少しだけ許してほしい
あ「っ…はぁ…………悪いけどスティング
今からやる事が山積みなんだよ」
ス「鬼かお前は！？
何時間馬車に揺られたと…！」
ロ「何もお前1人で全部やれと言ってる訳では無い
俺とAはスティングがマスターとしてしっかり成長するまで
お前のサポートをするという話になっている」
ス「…マジぃ？
お前ら…！」
さっきまで酔ったとは思えないキラッキラな目を向けられる
まぁマスターとして1人前になるまでは……ね？
ス「うっしゃ3人で終わらせてここ行こーぜここ！！」
そう言ってピラっとチケットの様なものを取り出し掲げるスティング
ざっと見て…6枚？
あ「何それ？」
ス「アカネリゾート宿泊チケットだ！
俺もう帰ったらずっと行こうって決めてたのに
お前ら書類だとかやる事山積みだとか言うから行けなくなるかと思ったぜ！！」
あ「…え”！！？」
ロ「あそこか…
かなり高級だった気がするがどうしたんだ？
しかも6枚も」
ス「大魔闘演武終わったあと買ったんだよ
そういや俺らここ数年どこも遊び行ってねーなって思って」
あ「あー…そう言えば確かに」
ジエンマが来るまでは近場で遊ぶくらいはしてたけど
あいつが来てから強くなることを強いられ過ぎてそんな時間取ってなかったんだなぁ…
レ「で、スティング君！
誰と行くんですか？
スティング君、ローグ君、Aさん
フロッシュ、僕はいつも通りのチームですが
それだと1枚多いですよ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：影星 | 作成日時：2021年5月1日 1時
