101話 ページ5
大舞踊演舞から数日後
宿でゆっくり休んだ私たちはギルドに帰る日を迎えた
そこで一つ問題が起きた
ス「走って帰る!!」
ロ「諦めて馬車に乗れスティング!
マスターであるお前が1番早く帰らなくてはいけないんだ!」
あ「そうだよ手続きの書類とか帰ったらやる事いっぱいあるんだから!」
ス「いぃやぁぁぁだぁぁぁぁ!!!
レクター俺をギルドまで連れて行ってくれ!!」
レ「さっ…流石に遠すぎですよスティング君!」
フ「スティング子供〜」
スティングがなかなか馬車に乗らないのである
そりゃあね?同じ滅竜魔導士として
乗り物に乗る辛さはわかるけれども…
だからと言ってクロッカスから
わたし剣咬の虎のギルドがあるセロペギアは
かなり距離がある
だから何としてでもスティングにはこの馬車に乗ってもらわなくちゃいけない
オ「これが新マスターの姿って考えるとやべぇな」
ル「まぁ、スティングらしいけれどね」
ユ「あ…あぁ……周りの方々にすごく見られてしまってますよ…」
ス「嫌だったら嫌だ!!」
ロ「ガキか!!!」
あ「わたし達だって我慢するんだからスティングもいい加減覚悟して!!」
それでも嫌だのレクターがダメなら走って帰るだの聞かない
あ「…ローグ…」
ロ「あぁ、もう強引に行くしかない」
あ「ユキノ〜!」
ユ「う、うん!」
ユキノを呼んでスティングに聞こえないように耳打ちする
ユ「だ…大丈夫なのそれ?」
あ「大丈夫だよ
それにこれ以上この状態続ける訳にはっ……」
ユ「わ、わかったわ…!」
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剣咬の虎がある街の名前がわからなかったので
勝手に作者がセロペギアと名ずけました((殴
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作者名:影星 | 作成日時:2021年5月1日 1時