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118話〜アカネリゾート〜 ページ22

〜ローグside〜





浜辺に着き
ブルーシートとパラソルを設置し終わった途端



スティングとレクターは海へ飛び出して行った

その姿をシートに座りボーッと見ながらA達を待つ


浜辺に来て俺たちが見当たらないと困るだろう



そもそも集合だと言ったんだ俺は
いなくなってどうする

あいつらは飛び出して行ったが…


大魔闘演武が終わってから本当に中身が子どもになりつつないか?
スティングの奴…





そういえばAは水着を新調したな

未来の俺があいつに傷跡残していきやがったせいで



何を着ても似合うだろうが
実際に見てはいないから楽しみだな








あ「ごめんお待たせ!!」



ロ「気にしていない
フロッシュの着替えありがとうな」



ユ「スティング様とレクター様は…?」



あ「先に海に行ってるんじゃない?
着替える前からずっとウズウズしてたし」






そう言うAもウズウズしているじゃないか



ハイネックレースで胸元が隠れている水着を纏ったA

やはりとても似合っている…綺麗だな


傷跡も問題なく隠せている








フ「フロー海行きたい〜」



あ「うん!早く行こうか
スティング達に追いつくよ!フロッシュ!」







その一言を聞くと
フロッシュを抱えてお先にと海へ駆け出して行った


流石足が速いな
…砂に足を取られて転ばないといいが






ユ「ローグ様!わたくし達も行きましょう」



ロ「あぁ


…いや、先に行っててくれ」








何の気なしに周りを見渡すと

岩陰から顔を出しては戻してを繰り返す男たちに目が止まる



あいつらの目線…明らかにAに向いているな



しかし…なんだ?

ナンパの類と言うには違うような…
コソコソと何をしている?





…何にせよ
何かされる前にどうにかするに越したことはないな







ユ「どちらへ…?」



ロ「忘れ物を思い出した、取りに戻る」








変な心配をさせないように適当な嘘で誤魔化しユキノを先に行かせ



俺は男たちの方へ足を進めた

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作者名:影星 | 作成日時:2021年5月1日 1時

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