117話〜アカネリゾート〜 ページ21
ス「まず海行こうぜ海！！」
レ「日が出てる間に行かないとですからね！
早く行かないとアカネリゾートを遊び尽くせませんよ、ハイ！」
ロ「ではそれぞれ着替えて浜辺集合だな
フロッシュは一先ずどっちに着いていく？」
フ「んーとねー
A！」
あ「おっけーフロッシュ
じゃあフロッシュの水着もらうね」
ローグの荷物の中からフロッシュの水着を取り出す
いつもと同じ
カエルの着ぐるみと同じデザインだ
ユ「…水着も同じなんですね」
ス「よくそんなに同じデザインのもん売ってたよな」
ロ·あ「特注に決まってるだろ/でしょ」
ス「そこまでするか！？」
レ「まぁまぁ、時間も惜しいですし着替えましょうよ」
とりあえず男女別に部屋に入り
身支度を整える
あ「フロッシュ、バンザーイ」
フ「バンザーイ〜！」
背中のチャックをおろして
まずは頭の部分から脱がしていく
すると普段は見えない
緑色の猫耳が出てきた
ユ「フロッシュ様…本当に緑の猫様だったんですね」
あ「基本的に着替えかお風呂の時しか脱がないから新鮮だよね」
フ「フローもそーもう！」
慣れた手つきで全て脱がして
同じデザインの水着を着させ
自分も着替え始める
ユ「！
A……っそれ…」
服を脱ぐとユキノが目を見開いて
こっちを見つめる
あ「？……あーこれ？
エクリプスの時にちょっとね」
胸元に出来た傷跡を撫でる
火傷やその他の傷は治ったが
何故かここだけ残ってしまった
ユ「Aも相当な怪我をしたのね…
その……ローグ様はその事…」
あ「知ってるよ
確かに傷跡残った時ローグにどう思われるか気にしてたんだけどさ
ローグはそれを嫌がる所か未来の俺がしでかした
責任を負うって切腹しようとしたんだよ」
ユ「せ…切腹……
でもそっか…ちゃんと大事にされてるのね
よかった…」
だから特に傷跡は問題というようなものではない
強いていえば水着を傷跡が見えない物に
買い替えた事くらいかな
本当にギリッギリで見えちゃうんだよね…
あ「さあ、日焼け止め塗って早く行こ！
ローグ達多分着替え終わってると思うし」
ユ「うん！
あ…背中お願いしてもいい？
わたしもAが届かない所塗るから」
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作者名：影星 | 作成日時：2021年5月1日 1時
