108話 ページ12
ス「お邪魔しマース」
あ「どーぞ
先に風呂入っててよ
何か作っておくから」
ロ「俺もやろう」
ス「マジ?
じゃあお言葉に甘えて…」
なんかわりーな って言うスティングに風呂場の場所を教え
キッチンへ立つ
あ「こんな時間だしおにぎりとお味噌汁にでもしようか」
ロ「だな
具は…おかかに梅……あとは…」
〜スティングside〜
ス「はぁ〜…生き返るわ」
体を洗ってる間に溜めさせてもらった湯船に浸かって一息つく
いきなり泊まりに来たのオッケーしてくれたり
俺を先に風呂入れてくれたり
その間に飯作ってくれたり…
なんかあいつらギルドに帰ってから優しくねぇか?
いや良いけど、嬉しいけどよ
ふと水に浮かぶカエルのおもちゃがいくつか入ったミニバケツが目に入る
…そこはアヒルじゃねぇのかよ
やっべ…すっげぇねみぃ……
.
.
ロ「湯船で寝るな馬鹿!!」
ス「ンガッ…やっべぇつい……
ってローグ、なんで…」
ロ「お前の事だ
湯船で寝そうだからバスタオル置きに行くついでに
様子見てこいとAに言われてな
案の定寝ていたか」
ス「母ちゃんか…?
ん〜…結構浸かったな」
ロ「次に俺が入るから出るならさっさと出ろ」
ス「え、意外
Aじゃねぇんだ」
前に俺の家でどっちがソファーで寝るかで
散々やいのやいのしてたのに
ローグの事だしてっきりA優先にするかと思った
ロ「あいつを先に入れようとしたさ
だがジャンケンに負けた」
ス「まさかの負けた奴が先に入るシステムかよ
普通逆だろ!」
ロ「いつもはフロッシュが一緒に入ると言った方が先に入っているんだが…
っていいから出るならさっさと出ろ!
あいつが入れるのがどんどん遅くなるだろうが!」
ス「わーってるよ!すぐ出るから!」
Aのことになると
ローグが怖くなんのはやっぱ変わんねぇのな
さっきまで優しいとか思ってたのに…
98人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:影星 | 作成日時:2021年5月1日 1時