107話 ページ11
あ「確かにね
もうこんなにいっぺんに書類仕事片付けるのはごめんだけど
さ、そろそろわたし達も帰らないと
明日の準備もあるし」
ス「えー俺もう動きたくねぇ…
本日のマスターの営業は終了いたしましたー」
慣れないことをして相当疲れたのか
その場から動きたがらない
あ「じゃあマスターの営業は終了で
今からスティングとして営業してよ」
ス「んえぇ…そう来たか…
じゃあお前らの家に泊めてくれよ
こんな時間に家帰って寝たら
一人じゃ起きれねぇって…」
ロ「大魔闘演武前の仕事で寝坊したが故に説得力あるなお前…
だが荷造りだとか準備があるだろう」
ス「いんやそれは大丈夫
レクターの分も含めて一昨日やっといた
あとはそれ持って行けばいいだけだから頼むよぉ…」
あ「スティングにしては準備はっっや」
わたし達も家帰って荷物再確認するだけだど…
大魔闘演武の時もギリギリまで準備してなかったのに珍しい
やっぱ楽しみだったんだな
もしくはこうなるのを分かっていたのか
まぁ別に良いけど
ロ「まぁ…また寝坊でもされれば困る
お前の家に荷物取りに行って帰ろう」
ス「うっしゃ!サンキュー!」
あ「帰ったら簡単に何か作ろうか
集中してたから忘れてたけどわたし達夕飯食べてないよね」
ス「あ、そういや確かに…………」
刹那、グゥーーという音
気づいた瞬間にお腹がなるスティングはなんかもう流石と言うべきか…
ロ「さっさと帰ろう
これ以上は遅くならない方がいい」
書類を置いてくるとギルドの奥へ向かったローグの背中を見送りながら
自分たちの荷物をまとめる
ス「てかお前らこんな時間なのに全然いつも通りだな
俺もう眠くて眠くて…」
あ「わたし達元々は夜型だからさ
フロッシュが来てからはあの子に合わせて前よりはなるべく早く寝るようになったけど
それにローグ昼間嫌いだから夜の方が気分いいんだよね」
泊まりがけの仕事に一緒に行っていても
夜に動く仕事でない限り普段通りに寝ているスティングは
あまり知らなったらしい
ス「朝弱ぇのは知ってたけどそーいうのもあんのか
でもなんでだ?
ローグは影でAは星だからか?」
あ「多分…?
わかんないけど
前からそうだったよ」
98人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:影星 | 作成日時:2021年5月1日 1時