影竜は彼女を溺愛しているようです2【FAIRYTAIL】【剣咬の虎】

79話〜エクリプス〜 ページ32

ナ「A！！！掴まれ！！！！！」








炎竜の足にぶら下がり手を伸ばすナツ







彼に向かって必死に手を伸ばし



掴んだ








あ「っ"〜……」



未ロ「返せ！！！！！！！」



ナ「悪ぃ！少しだけ我慢してくれ！！

今スティングとローグん所まで連れていく！！！！」








ナツはグイッと腕を引っ張って抱き上げ


自身の体でわたしを炎からガードしつつ



未来ローグから離れる








あ「ナツ……」



ナ「あちぃか！！？」



あ「そうじゃない…」









そんな事



どうでもいい…




いいから…








あ「お願いナツ






未来のローグを止めて……っ倒して…！」




ナ「…ったりめぇだ





そのために俺は今ここにいるんだ！！！！！」









.









.









〜ローグside〜




俺は悪に染まる……？




未来の俺はAを…殺そうと…？








ス「何ボケっとしてんだァ！！！！！」



ロ「スティング…！」



ス「手ェ貸してやる！！行くぞ！！！！」



ロ「お前…一頭倒したのか？」



ス「いいや…連れてきちまった！！！！！」








スティングの後ろからドラゴンが迫ってくる



まずい



これでドラゴンがここに三頭も……！









ロ「何ィ！！？」



ス「あっはははははっ！！！」



ロ「笑い事か！！！これで三頭だぞ！！？？？」



ス「はっ？お前、一人で二頭相手してたってぇのか！？」



ロ「いや、さっきまでAが……！


こいつらに構ってる場合じゃないんだ！！

早くあいつを！！！」








『スティング！！ローグ！！！！』








この声は…








ス「炎のドラゴン！？？

それにナツさんと……！！」






ナ「受け止めろォォォ！！！！！！！」









炎竜から落ちてきた








ス·ロ「A！！！？？？？」









全力で飛び出しスティングと2人でギリギリ受け止め




直ぐにその姿を確認する





…最後に見た時より怪我が増えている



それにその影の属性

Aは俺の影を食べたことは無いはず




だとすれば…









ロ「………会ったんだな？未来の俺に」



あ「会った…」









俺たちの腕の中にいるAは視線を空を飛ぶ二頭のドラゴンへ向けている






あそこに俺が…

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