62話〜大魔闘演武最終日〜 ページ15
スティングside
妖精の尻尾に降参した
勝っても………会えない気がした
レクターにも…Aにも
勝てば会えると思ってたのに
何故か…会えない気がしたんだ
今の俺じゃ……
………会えない
エ「……会えるさ」
妖精の尻尾のエルザがそう言うと
人魚の踵の女の声
そっちに目をやると
レクターがいた
一目散にレクターの方へ走る
レクターも目を覚まして俺を見ると
女の腕の中から抜け出して俺の方へ走ってきた
途中で俺は転んだけど
それでもレクターに手を伸ばした
レ「スティング君っ!!」
ス「レクター!!あぁ…っ!」
そして俺の胸へ飛び込んできた
会えた………やっと会えた…レクター
しばらくそのまま抱き合って涙を流した
.
そして気づいたんだ
レクターがここにいるならAは…?
見渡すがそこにAの姿はない
ス「なぁ…人魚の踵のアンタ……
Aを…見なかったか?」
レ「あっ!そうですよスティング君!
Aさんが僕を庇おうとして…!」
ミリ「A…?
確か滅竜魔導士の??」
ス「あぁ…レクターと一緒に居なかったか?」
ミリ「んー…捕まった時に1度だけ会ったんだけど…
外に…出た時はいなかったよ…?」
いない…?
こいつとレクターだけ出てきたのか?
ス「レクター、お前捕まってた時の記憶はねぇのか?」
レ「すみません…僕ずっと意識がなくて……」
ス「いや…それなら仕方ねぇ」
なら今もお嬢が……?
ならドムス・フラウに行って
本人と話した方が良さそうだ
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影星(プロフ) - みいらさん» コメントとても嬉しいです!ありがとうございます!もうすぐ学校始まっちゃうけど頑張ります!(*^^*) (2020年9月19日 1時) (レス) id: 7b6c5f7b6c (このIDを非表示/違反報告)
みいら(プロフ) - とっっても面白いです!更新頑張って下さい!! (2020年9月18日 22時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影星 | 作成日時:2020年9月18日 21時