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佳主馬side
《キングカズマと竜胆だ!!》
《今日はどっちが勝つのかな?》
なんて言葉が表示される
僕たちは無言でカタカタとパソコンをいじる
《やっぱキングカズマと竜胆って次元が違うよなぁ》
『っと……危な……』
佳主馬「は?今の当たらないとか……」
なんてたまに声を出す。あっちも焦ってる、本物が目の前にいるのといないのとじゃ話が違う
額にはうっすら汗をかいてる
勿論僕も
ガードしては攻撃を何度も繰り返す
しばらくすると隙が出てきたのでそこを狙って追い討ちをかける
『あ"っ』
佳主馬「勝った……」
《さすがキングカズマ!!》
《竜胆も惜しかったよ!!》
『やっぱり強いわね……汗かいちゃった』
なんてパタパタと服に風を送り込むひな
チラッとブラ紐が見えた
佳主馬「?!///ちょっと!!下着!!見えるから!!」
『あら、ごめんなさい……って顔真っ赤……どうして?』
佳主馬「ぇ……あ、えっと///」
クイッと顎クイをされ上を向かされる
『教えてくれないの?ねぇ……佳主馬』
なんて耳元で囁かれる
佳主馬「〜〜!!オレだって男だよ?あ、あんまり無防備だと襲うよ?」
『(できないくせに……)そうね。大人しく引き下がるとするわ』
なんだろう……手の上で遊ばれてる気分……
聖美「佳主馬〜?ひなちゃーん?ご飯よ〜」
『はい!今行きます!』
とハキハキとした声を出す。さっきの色っぽい声はなんだったんだと思う
『行きましょ。"佳主馬くん"』
佳主馬「ちょっなんで君付けするの?さっきみたいに呼び捨てでいいよ。僕もひなって呼ぶから……」
『ふふ、そうね。改めてよろしくね。佳主馬』
と手を引かれる。振り払うことも出来たが……不快感はなかったのでそのままみんなの所へ向かう
翔太「なっ!!お前らなんで手繋いでんだ!!」
なんて過剰に反応する翔太にぃ
佳主馬「うるさい」
夏希「やるぅ〜」
佳主馬「うるさいってば」
『あまり茶化さないでください。私だって怒りますよ?』
と助け船を出してくれるひな
夏希「う"っごめんなさい……」
侘助「嬢ちゃん。頭良そうだな」
『ありがとうございます。えっと……』
夏希「紹介しないとね!」
___割愛
佳主馬「覚えられそう?」
健二「ひなは一度聞いたことは忘れないから大丈夫だと思うよ」
佳主馬「そうなんだ……」
ジッと侘助おじさんと話してる姿を見つめる
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作者名:ひな | 作成日時:2024年2月22日 10時