受け入れられない ページ36
Aside
七海の体が、ツギハギの手によって崩壊した。
まるでスローモーションのように、血が地面に撒き散る
『……』
どうして…私にそう言ったの……？
私…感謝されることなんて何も……何も…
『…』
七海…七海……
「オマエは何なんだ！！！！真人ッ！！！！」
「デケェ声出さなくても聞こえてるよ！！！虎杖悠仁！！」
「……あっちも殺り合い始めたな。俺らも続きをしようぜ
…って、だんまりかよ。」
『……』
蠍の毒のせいで…体が動かない…？
それもあるかもしれない、でも……
…戦う気力すらもないのだ。
『…』
……もう…私を呼んでくれる同期は…一人もいない
「…なら遠慮なくいたぶるよ。俺」
男に殴られそうになるのを間一髪で避ける。
『…だめ……まだ…皆が…』
弱気になってる場合じゃない、まだ、まだ……
頑張らないと、助けないと…
「……どんだけもつかね。その正義感は…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『ッ…』
「明らかに動きが鈍くなったね〜〜
アイツが死んだから？？？？」
蹴りを入れられ壁へと身体は打ち付けられる。
…蠍の毒を2回食らった。
分かってる、自分の動きが鈍くなったなんて…
蠍の毒のせいだけじゃない…
明らかに私はまだ七海の死を受け入れてないのだ
身体に気持ちがついていかない…
『…』
ズルズルと、壁から落ちた。
しかし、遠くではツギハギ顔の声が聞こえる
先程ぶっ飛ばされた私は遠くまで行き…
再びこの場所に戻ってきたのだろう
悠仁くんの声も聞こえる…
『…』
「釘崎ッ！！！！！！」
悠仁くんの声が耳に響く。
…ダメ、耐えるのよ…悠仁くんだって…戦ってる……
ゆっくり、よろめきながらも立った。が、
『…野薔薇ちゃん……？』
……今、悠仁くん、釘崎って…
振り向けば、野薔薇ちゃんは地面に倒れていた。
しかし、彼女の顔は左側がなくなり地面は血だらけだった
『……』
それを目の当たりにし、絶望した悠仁くんの顔。
ツギハギ顔は彼に容赦なく黒閃を入れた
「ハッ、どんどん仲間死んでくじゃん！！
てかあれ黒閃！？へぇ〜すっげぇ…
今の俺なら……出来そうだね！！！！！」
私もイヴァンに黒閃をくらわされた
『……』
……もう、どうでもいいの
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さら(プロフ) - コメント失礼します。1話、1話すごく面白くて、原作とオリジナル要素が上手く合わさってて一気に読んでしまいました！次のお話もすごく楽しみです！応援しています！ (8月26日 2時) (
レス) @page50 id: 6702fb6123 (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - コメント失礼します。お話が凄く面白かったり感動する場面があり一気に読んでしまいました…更新応援してます！ (8月15日 0時) (レス) @page50 id: bc106b5b68 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - コメント失礼します。すごく面白くて,一気に読んでしまいました💦この時期,体調に気をつけてください！更新も頑張ってください(^^) (2023年3月18日 21時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - 内容が凄く面白く一気に読んでしまいました( ´ࠔ`* )続き楽しみに待っています«٩(*´ ꒳ `*)۶»ﾜｸﾜｸ (2023年1月15日 22時) (レス) @page50 id: 8aa45553d4 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ - 毎日の更新、私は凄く楽しく読ませて頂いてますよ！！逆に｢なんでそんなに面白いお話が書けるのかな？｣と尊敬しています(*^^*)出来れば、更新頑張って欲しいです🙏 (2022年12月27日 7時) (レス) @page25 id: bff9bd16c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒姫ユキナ
| 作成日時：2022年12月21日 15時
