【呪術廻戦】ハイスペックと最強（高専編）

式神 ページ19

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相手はなんのことか分かなかったのか、返答がなかった


「こっちの話、ボチボチ俺も向かう。思ってたより展開が
早そうだ。3000万しっかり戻せよ」


《バカ言え、その辺の匿名掲示板じゃねぇんだぞ
掲載料・手数料その他＿＿＿＿＿＿＿》



「電波が悪い」


それだけ言い電話を切った。



「…」




五条悟だけに注視してればいいと思ってたが…
まさかロシアの餓鬼がいるとはな。予想外だ

体術からして厄介な奴には変わりない


邪魔しないと言っていたが…実際はどうなるか分かんねぇ


星漿体の首に3000万円をかけて賞金目当ての呪詛師を使い
戦力を削る…

懸賞金の3000万円は盤星教から手付金として貰ったものだが
絶対に返ってくる自信がある俺は何も思わねぇ


あくまでヤツらの戦力削ること。
その為に賞金稼ぎの呪詛師を都合よく使うだけだ



…がしかし、


闇サイトに賞金首として出したのはついさっき…
なんであの女は星漿体が賞金首になることを知っていた？






「…」



アイツの主人……やっぱ何かしら術式が使えるな


そう思いながらたこ焼きを口に入れた




＿＿＿＿＿＿＿＿


＿＿＿＿


Aside







『…ッ』




学校まで来た私だったが、実際は彼女がどこの場所にいるのか分からない。


校舎の上から外を見下ろしたが…
メールで見た写真の女の子はいない


やはり学校の中でしょうか…

そもそも護衛についてる2人にすら会えてないのだ。
星漿体の女の子は学校に来ていない？


なんて思った



その時だった







目の前に突如現れた呪霊。



『…』



…いや、違う、これは……式神？


梟のような、その式神は両目を瞑っており
私の身長ぐらいの大きさだ。


仲間か敵か分からないですが…先手を取った方がよさそうですね



そう思い鎖で拘束した。


梟のような…その式神は抵抗することなくただ目を瞑っている

…敵ではないのか？


式神の顔を覗いたタイミングで校舎の窓が割れるような
そんな音がした。




…まさか…もう星漿体を殺そうとしてる奴らが…？



『…』


この式神…始末した方が早いですね。
こんな所で時間を使ってられません


鎖へと手を伸ばし、式神の首元に巻かれた鎖が無機質に音を立てる。



すると、式神の閉ざされていた目が開いたのだ


『ッ！！！』



距離を取ったが、その吸い込まれそうな青い目に心臓を鷲掴みされるような感覚に陥る。

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