【呪術廻戦】。悟くんと傑くんの本気。 (ページ43)

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見直して42日目ページ43

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「…」

あれから3日経った。

周りも察してくれたのか深くは聞いてこなかったし
任務も…五条先輩と夏油先輩の2人と被ることもなかった。

いや…きっと気を使ってみんなうまくやってくれたのだろう

涙は出し切った。

…でもやっぱり寝れないし、食欲もなくなったと思う

…これほど情緒がダメになるなんて予想外だったな

心配してなのか、任務は絶対に1人じゃないし、

みんなから外に出る時は言うように。なんて言われて…

「…」

しかしそんな約束を破って今私は高専の外を散歩していた。

部屋の中に1人だと…色々考えちゃって涙が出るからだ。
野薔薇ちゃんや硝子先輩…これ以上甘えられない

そろそろ普通に五条先輩達と接しないと。

そう思ったが…

「……」

先輩後輩に戻るの？ただの友達に戻るの？

無理だ、…あんなに愛された後じゃ…無理だよ、馬鹿。

あんなに愛された後…

「っ…」

苦しい、脳裏に今までの幸せな時間が浮かぶ度に
胸を締め付けて涙腺を熱くする。

……愛がこんなに毒になるなんて思わなかった

簡単に諦めれるんだったらこんな恋しない

好きすぎて…諦め方が分かんないよ…

高専の外なのに、涙が溢れそうになった。

その時

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「あ！Aさん〜！！！！」

背後に聞こえる私を呼ぶ声。

振り返ればいつの日かに助けた男の子がいた。

「この前…お礼言いに来てくれた…」

「偶然ですね！こんな所で会えるなんて…！！」

と、距離を縮められる

すると

「……泣いてるんですか？」

「え？」

「だってほら、涙が…」

「…」

頬を拭ってみれば確かに濡れていた。

…あぁ、気づかないうちに泣いてたんだ。

「ゴミが…目に入っただけですよ。

ところで、何かご用ですか？」

あまり泣いてたことに触れられて欲しくなく、話題を変えた。

「実は…俺のバイト先のビルに…
なにか変なモノがいるような気がして…」

「……変なモノ…」

「ほら、この間Aさんが俺から助けてくれたような…」

「…」

呪霊がいるのだろうか。

「もし良ければ、助けてもらえないかな、って…」

首を傾げる男の子。

「……いいですよ、今から行きましょうか」

「助かります！！案内しますね！

よかったぁ、偶然(・・)出会えて…！」

断る理由もないし、きっといても3級レベルだろう

なにより、1人の部屋に帰るのが嫌な私からすると好都合だった。