【呪術廻戦】。悟くんと傑くんの本気。 (ページ41)

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見直して40日目ページ41

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'' 別れよう ''

頭にその言葉がリピートされる。

言葉が出てこない。鼓動が速くなって苦しい

「…悟と話したんだ。
きっとこれがAにとって一番いいって」

「…」

…別れるのが…1番いいの、？

私にとって…それが一番いいことなの…？

2人は…そう思ったの…？

「っ……」

「俺らみたいなクズより…もっと良い奴いるから。

…幸せになれよ」

五条先輩に頭を撫でられる

…やめてよ、別れる癖にそんなことしないでよ…

「最後まで泣かせちゃったね…すまない」

目元から頬へ夏油先輩が触れた。

そんな優しさいらない、やめてよ、お願いだから、

胸が痛いほどに、苦しくなるぐらい

好きになってたのは私だけだった、？

「…」

…本当は…もうめんどくさくなった、？

「別れ…たくない…です…」

声が震えながらも、2人の手を掴んで言った。

しかし

「……ずっと…一緒に居たからそう思ってしまうだけだよ。」

「ちが、っ…」

胸が苦しい。違う、違う…っ

「俺らが更正したとしても…今後、今日と同じようなことが
あった時…傷つくのはAだ」

五条先輩の瞳が、私を捕える。

「傷つくAをもう見たくない。」

……だから…別れよう」

「…」

２回目の '' 別れよう '' でちゃんと理解出来たのか

どんどん胸が締め付けられて苦しくなった。

2人の手を掴んでいた手に力が入らなくなる

「……」

ほんとに……もう…終わりなんだ…

「…分かり…ました、今までありがとうございました」

声が震えているが頑張れ、最後まで。

「お2人が私の為に…
更正しようとしてくれて…嬉しかったです、」

涙腺が熱くなってきた、胸が苦しい。

「…五条先輩が…夏油先輩が、好きです、
ありがとうございました…っ」

まだ堪えろ、泣くな。2人の前で泣かないって決めたの

だから、まだ耐えて＿＿＿＿＿＿

「…最後まで悪かったな、」

「私達が不甲斐なかった。……すまないね」

「っ……」

涙が溢れて、頬を伝い、

限界だったのか私はその場から離れた。

「っ……！」

歩きながらひたすらに涙を拭う。

……五条先輩、夏油先輩。

私はね、謝罪じゃなくってね、

最後に…愛の言葉が欲しかったんだ。

私が…あの時別れるなんて言わなかったら…

まだずっと一緒にいられたのかな、？

別れるより、そっちの未来の方がよかったのかもしれない