検索窓
今日:101 hit、昨日:55 hit、合計:217,985 hit

見直して39日目 ページ40

'



「…」


分かってる、自分が異常なくらい愛されてるって…


「Aはさ、きっと怖いんだよ。
どうしてアイツらが浮気したのか聞いてないんだろう?

だから余計に色々不安なんじゃない?」


硝子先輩の言う通りだった


あの二人から…浮気した理由を聞いたことがない。
原因が私にあった時…それを聞くのが怖かったからだ

だから今回もこうなった。

あの時……'' 慣れてますから '' なんて言わず…

ショックだった、悲しかった。って言えば
2人のことだから私を精一杯慰めて愛を注いでくれたと思う


でも私は…面倒くさいと思われるかもしれないのが怖くて…
あんなことを言って逃げた。



2人は…歩み寄ってくれてるのに私は1歩後ろで待ってるだけ。

いや、きっと後ろに下がった。




「私…話してきます、」



いつから…逃げてたのか…

ううん、ずっと…最初っから。私は逃げてた




「もうあの二人も帰ってきてると思うよ」


……あと少しで帰る時間だ。早く会って話したい。



「行かなきゃ…っ」


そう言い立ち上がった。



「 硝子先輩、直哉さん。ありがとうございますっ
頑張って話してきます」


2人にお辞儀をした。





すると



「話し合って…
それでもダメなら俺のところにきたらええ。」


「…」


直哉さんの発言に驚いてしまった。



「…冗談やで」


「もう…だと思いましたよ」


私の緊張した心を解すように言ってくれたのか。
直哉さんはやっぱり優しかった。



「はは〜っ、冗談ねぇ〜…?」

「 硝子ちゃん、肘でつつくのやめてもらえませんかね」


ニヤニヤしながら直哉さんを肘でつつく 硝子先輩。

あの二人仲良いじゃん…


なんて思いながら1歩歩き出そうとした



その時。














'












「あ、五条と夏油じゃん」

硝子先輩の発言で、振り向けば2人がいた。


よかった、探し回って時間がなくなったら
どうしようって思ってたから…!




「五条先輩、夏油先輩……!」


2人にかけよれば両手にあった紙袋はなく、
預けたのかな?と頭によぎった。

いや、今はそれより話し合いたい、



「あの、お話が______」




「……泣いたのかい?」

と、夏油先輩が優しく私の目元に触れた。



「大丈夫です、あの、!
2人と私…ちゃんと話したくて____」
















「……A、俺達…










'

















_______別れよう」









五条先輩の言葉で、頭の中が真っ白になった。

見直して40日目→←見直して38日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (282 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
960人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なお - ドキドキする!! (6月18日 12時) (レス) @page18 id: fbf85c88a2 (このIDを非表示/違反報告)
めえ - めちゃ面白い!甘々なの最高です〜!番外編読みたい! (2023年1月9日 12時) (レス) @page50 id: 674394b3e5 (このIDを非表示/違反報告)
西(プロフ) - なんでこんなに素晴らしいお話が書けるんだ!面白かったです! (2023年1月9日 6時) (レス) @page50 id: 3fb130f810 (このIDを非表示/違反報告)
かしわもち - あなたは、神様? (2022年12月22日 16時) (レス) @page50 id: b0321227c9 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタクちゃん(プロフ) - 番外編見たいです💫 (2022年11月24日 21時) (レス) @page50 id: 750e30c04d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2022年11月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。