【鬼滅の刃】吸血鬼になりまして2

＿胸騒ぎ＿ ページ16

.





あ「煉獄さんに？」



炭「しのぶさんに聞いたんだが詳しいことは
煉獄さんに聞いた方がいいって言われたんだ」





炭治郎から聞いた話は


ヒノカミ神楽の話だ。


下弦の伍と戦ってる時火を出してたのは

やっぱり炭治郎だったか....




あ「でも神楽はさ、
炭治郎のお父さんが踊ってなかった？


それに....火の呼吸....なんてあったっけ
炎の呼吸じゃなくって？」




炭「神楽をもとにできたのかな？
分からないんだ俺もよく、でもしのぶさんいわく
炎と火の呼吸を一緒にしてはいけないらしい」





謎が深まるばかりだけど、

炎の呼吸を使う煉獄さんに

聞けば何か分かると思ったんだね




あ「でも煉獄さん任務に行っちゃってて...」




｢いつ帰ってくるか分からない｣



そう言おうとした時。





炭「だから会いに行ってくる！」



あ「え？」



炭「どこにいるかは分かってるんだ！
指令も入るだろうし、
善逸、伊之助も連れて行ってくる」




あ「え、それなら私も.....！！！」





そう言いかけた瞬間。






鎹鴉「カアア！！！氷雪A！！！任務
！！任務！！西ノ街ヘイケ！！鬼ノ目撃アリ！！」




あ「そんな.....」




私の頭上で飛ぶカラス。

こんなに恨んだことは無い。



.......せっかく煉獄さんのところに

行けるチャンスだったのに



相変わらず胸騒ぎはしっぱなしで

昨日煉獄さんにその任務について行っていいか

聞いたが、やっぱり断られた。


一応私の雪の結晶は無理やり持たせたけど、


やっぱり心配で.....






そして周り巡ってきたこのチャンス。


それすらも皆無になった




＿＿＿＿＿


＿＿





炭「じゃあ行ってくるよ！」


善「Aともここでお別れ！！？？？」


伊「おいなんで来ねぇんだよA！！！！」



門の前で3人を見送る 蝶屋敷のみんな。




しかし私の胸騒ぎ止まず、増していくばかりだ



そんな不安を抑えるかのように



炭「.....A？」


善「？？どうしたんだ？」


伊「なんか変だぞお前」



3人を抱きしめた。




そして






、







あ「....煉獄さんをお願い」



そう、言った。




炭「.......A？」



あ「......炭治郎達も気をつけて」




黙り込む私に何かを察したのか

炭治郎たちは何も聞いてこなかった。








、









、









、









、








この時私は無理やり任務を放棄して

ついて行くべきだったのかもしれない。

＿砕ける＿→←＿お兄ちゃん＿

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す