スーパーダンガンロンパ2〜消え行く仲間と私の...6〜

２６７話 ページ23

九頭龍「七海、もう一度聞かせてくれ。テメーは本当に未来機関の人間なのか...？この島に俺達をつれてきて...」





七海「黙っててごめんね...」






九頭龍「ぐっ...！」





貴方「千秋ちゃん...君を信じるしかないんだね...？」





七海「ごめんね、もっと早く言えばよかったんだけど...でも、どうしても言えなかったんだよね。だって...私は未来機関を裏切れないから...」





日向「裏切れない？」





七海「みんなは空を飛びたくても飛べないでしょ？それと一緒だよ...そういうものとして存在している私はできないんだ。」






日向「なんだよ、それ...」





左右田「狛枝の思い通りになったって訳か...」




九頭龍「それなんだけどさぁ、本当に...これが狛枝の狙いだったのか？裏切り者をぶっ潰すってのがよぉ...だとすると、なんかへんじゃねーか？」





日向「変って？」





九頭龍「だって...俺らは負けそうになってたよな？いや、七海が言い出さなかったら確実に負けてたはずだ。」






貴方「私もあのときは死を覚悟したよ。」






モノクマ「うぷぷ...いいところに気がついたね。そうなんだよ...狛枝くんは裏切り者をあぶり出すとはいったけど、殺すとは言ってないんだよね。」






貴方「私たちは、彼の思惑を阻止したってこと？」





モノクマ「その通り！コングラッチュレーション！だって、狛枝くんの目的は、裏切り者をあぶり出した上で、裏切り者以外の全員を殺すことだったんだからね！」




全員「「！？！？」」






左右田「な、なんでだよ...！よりにもよって、裏切り者だけ生き延びさせる計画なんて...」







貴方「私も、深くは知らないけど...ファイナルデッドルームでもらった本に...」





七海「もういいんだよ。」




日向「い、いいって...何がだよ。」





七海「狛枝くんが全部悪い訳じゃないし。状況と環境が違えば、彼だってあそこまでのことはしなかったはずだよ。」





貴方「千秋ちゃん...ありがとう」





七海「え？」






貴方「私自身を救ってくれて...」





七海「もう君は十分変わったよ。元のAさんよりも強くなった。大丈夫」






その後、モノミがモノクマと共に爆発した。





日向「じ、自爆した！？」




終里「つーか、モノクマが死ん...」





モノクマ「死んでないよ！」




左右田「うぉっ！新しいのが出てきやがった！」






すると、モノミのスペアも出てきて、また爆発した。

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