心にstruggle!!【灼熱カバディ】 (ページ16)

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Struggle15 ページ16

貴方side

何故か井浦さんはお祝いする時のとんがりボウシを被ってるし、テーブルにはお菓子とかジュースが大量。

私と宵越くんの歓迎パーティだったみたいで、なんも聞かされてなくて完全なるサプライズだった。

｢｢カンパーイ！！！｣｣

伊達｢少し聞いていいかっ…！｣

｢？｣

伊達｢2人はどういう関係なんですか…！｣

井浦｢いやぁ俺もびっくりだよ！まさか部長とAがこんな親密な関係だったなんてね！まぁ、勧誘して欲しいって言われた時に薄々気づいてたけど(ﾆﾔﾆﾔ)｣

宵越くんは何故か輪に入ろうとしなかったのにその言葉に食いついた。

水澄｢俺も気になる…！｣

畦道｢あ、もしかして…実は恋人って感じっすか！？｣

貴方｢ち、ちがっ//////｣

顔があっつあつになるのが分かる。

王城｢いや、もっと親密な関係だよ｣

彼はにこやかに言った。

｢｢｢はぁぁぁあ！！？？/えええええ！？｣｣｣

げっ！！

宵越｢(ｸﾞﾊｧｯ!)｣

ま、正くん何言ってるの…！？

水澄｢そ、それってまさか…！｣

畦道｢やっぱそうなんすね！？A先輩も隠すこと無いべよ〜！｣

井浦｢なるほどね、恋人より親密という事はもう事は色々と進んでるんだね？(ﾆﾔﾆﾔ)｣

井浦さんの眼鏡が怪しげに輝いた。

貴方｢ま、待って！？勘違いしてるよ！？ねぇ、正くん！！｣

私は正くんの肩を軽くゆさぶった。

王城｢そうだったら良かったんだけどね〜……僕らは従兄弟なんだぁ｣

宵越｢いっ……｣

｢｢いとこ！？！？！？｣｣

水澄｢(焦った……)｣

宵越｢(安心だ……)｣

伊達｢だから一緒に居たんですね｣

王城｢うん。昨日も一緒に寝たよ…Aのベッド借りたんだぁ｣

貴方｢ちょっと、それは言い過ぎ……！｣

王城｢そうかな……？でも嬉しかったんだもん｣

水澄・宵越｢｢なぁぁ！？！？！？｣｣

男共の背筋に電気が走ったのは言うまでもない。

貴方｢ま、まぁそういう事だから……！本当に兄弟みたいに仲良しってこと！///｣

水澄｢(何照れてんだよムカつく〜！)｣

畦道｢んじゃあ俺らもそんくれぇ仲良くなりたいし、トランプでもやりましょや！｣

貴方｢うん！しよしよ！(焦)｣

畦道君のお陰でこの件については落ち着き、私達はトランプゲームを楽しむことになった。