39話 ページ40
その男は私と目が合うと、早足でこちらへやってきた。
ハリー「トム?トム・リドル!目が覚めないってなぜ?まさか...」
リドル「生きてはいるよ。かろうじてね。」
ハリー「君はゴースト?」
リドル「記憶だよ。50年間日記の中にあった。」
貴方「氷みたいに冷たいよ...ジニー、起きてよ...!」
ハリー「トム、手を貸して!バジリスクがやってくるんだ!」
リドル「呼ばれるまでは来ないよ。」
その彼の手にはハリーの杖。
ハリー「ボクの杖をよこして。」
リドル「いらないさ。」
ハリー「ここから出てジニーを助けなきゃ!」
リドル「それは、できない。ジニーが弱るほど、僕は強くなる。そして、A、君もやってきた。」
貴方「...この人、私があの鏡で見た人と同じなんだよ...背の高さ...そしてスリザリンのローブ...」
リドル「君は昔、僕が描きあげた空想の人間そのものだよ。美しい...僕は君に会えるのを待っていた。」
ハリーは私を守るかのように前にたつ。
リドル「ハリー、秘密の部屋を開いたのはジニー・ウィーズリーなんだよ。」
ハリー「そんな、そんなはず!」
リドル「穢れた血を襲わせ、壁に脅迫文を書いたのもね。」
貴方「どうしてよ!」
リドル「僕が命じたからだよ。僕の思いのままに操れる。ジニーは自分では気づいていない。いわば、催眠状態だからね。でも、日記の力が怖くなり、ジニーはトイレに日記を捨てた。それを拾ってくれたのが君だった。」
貴方「...」
リドル「僕が会いたくてたまらなかった君がね。そんな君は、僕がもっともっと会いたかった人を連れてきてくれた。」
ハリー「どうして僕とAに会いたかったの?」
リドル「君とは話をしなければと思っていた。もう穢れた血を殺すなんてどうでもいい。ここ数ヵ月の僕の狙いは...君達だった。」
どうして私まで?
ハリーに比べて私は無名だし...(美少女ということではかなり有名ですよ!)
リドルは、ヴォルデモートの過去であり現在であり、未来であったのだ。
貴方「あなたが...スリザリンの継承者...?」
ハリー「君が...ヴォルデモート...」
リドル「その通り。僕が汚らわしいマグルの父親の名を名乗るはずがないだろ!いい名前だろ?僕がもっとも偉大な魔法使いになったときに皆が口に出すのを恐れる名前だ!」
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うじっしー(プロフ) - チョコブラックさん» ありがとうございます! (2020年4月23日 17時) (レス) id: d3a8c31e55 (このIDを非表示/違反報告)
チョコブラック(プロフ) - 面白い! (2018年2月17日 17時) (レス) id: e5c704bd79 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - どさんこですさん» あ、すみません...泣 (2017年10月23日 18時) (レス) id: 5605ee3bc8 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこです(プロフ) - 石が意思になってます (2017年10月23日 17時) (レス) id: df8b839501 (このIDを非表示/違反報告)
うじっしー(プロフ) - サラ**さん» はい! (2017年10月22日 15時) (レス) id: 5605ee3bc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うじっしー | 作成日時:2017年10月14日 14時