気になる ページ8
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それからの僕は、いつの間にかAを盗み見ることが
日課になってしまっていた。
授業中
昼休み
ご飯中。
いつも視界の端にAを探してしまう。
だがしかしAはいつも同じ、
例の感情を読み取ることが難しそうな顔をして
凛と前を見つめていた。
ちなみにだが
憎らしいくらいに授業はいつも完璧である。
クラ「どうしたのマルフォイ？なにか探し物？」
ゴイ「もしかしてAを探してるの？」
ドラ「…は？」
ゴイ「授業中とかもよく見てるよな？もしかしてマルフォイAのことが気になるのか？」
昼休みの中庭でAの姿が見えず、
キョロキョロとしていたら
クラッブとゴイルに話しかけられ
思わず目を丸くする。
ドラ「は！お前バカなこと言え！この僕が女が気になるなんてことがあるわけないだろ！あいつの弱みをにぎってやろうとボロが出ないか見てるだけだ！」
少し大きな声が出てしまったが
それを聞くと2人はなぁんだと頷いた。
クラ「確かにあいつほんと隙なくて気に触るもんね。ちょっと色々できるからっていい気になりやがって」
ゴイ「いやでも、Aって色々できるけどそれを自慢する風でもないし、わかんないこと聞いたら丁寧に教えてくれるって、みんないい話しか聞かないよ？」
クラ「絶対それもなにか裏があるんだって、そういう事だろマルフォイ？」
ドラ「あ、ああ…！だからそれを暴いてやろうと僕はアイツを観察してたんだ。」
苦し紛れの言い訳のような気もしたが、
このバカふたりは納得したようだった。
クラ「だよなぁ。まぁ確かにAって謎多いもんなぁ」
ゴイ「あぁ、いっつも一人でいるし、しかも午後の授業が終わるとすーぐ居なくなるんだよなぁ。スリザリンの談話室にも出てきたことないし。」
クラ「へぇーアイツ友達いないのか！可哀想なやつだな！」
ドラ「…可哀想なんかじゃない！」
ゴイ・クラ「え…？」
クラッブが言った「可哀想」という言葉に
思わず小さく反論してしまう。
そう、
あいつは別に友達が居なくて可哀想なんじゃなくて、多分…
『ひとりが好きなの。好きでひとりでいるの』
ドラ・クラ・ゴイ「えっ？！」
後ろから声がして振り返ってみれば
そこにはAがいた。
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美愛(プロフ) - リアルはりねずみさん» わぁぁ！ありがとうございます！ぜひ是非もうそろそろ物語も大きく動くので楽しみにしててください(´˘`＊)毎日ありがとうございます (2023年2月11日 23時) (
レス) id: 66f373a354 (このIDを非表示/違反報告)
リアルはりねずみ(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日ウッキウキで見でます！これからも頑張ってください！ (2023年2月11日 22時) (レス) @page48 id: e9f90883f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美愛 | 作成日時：2023年2月2日 8時
